いけにえ映画狂い

外国映画の感想文。お気に入りシーン備忘録など。ネタバレしてます!

2017/07

2017年上半期外国映画ベストテン

上半期(1月~6月)に観た映画のランキング。個人的な好みで選んでます!

Okja

新作ベストテン

  1. 『ハクソー・リッジ』
  2. 『レゴバットマン ザ・ムービー』
  3. 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
  4. 『ナイスガイズ!』
  5. 『お嬢さん』
  6. 『LOGAN/ローガン』
  7. 『グレートウォール』
  8. 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
  9. 『ジェーン・ドウの解剖』
  10. 『キングコング:髑髏島の巨神』

新作鑑賞本数は全部で47本でした(ピンク映画・短編も含む)。出来不出来は関係なしで洋画のみのランキング。基準は「好きだー!」の度合。

選評

Hacksaw Ridge
【第1位】『ハクソー・リッジ』

言いたいことはたくさんあるんですが、そういうのは感想のほうに書いたんで(たいしたことは書いてない)とりあえず「こんな映画を撮ってくれて本当にありがとうメルギブ!!」と言いたい(笑)。私生活の荒れっぷりでいろいろ問題のある人ですが、こんだけ普遍的で文句なしの傑作を撮られたらもう何も言えません…。メルギブのブレない価値観に感激したし嬉しかった。

batmanlego
【第2位】『レゴバットマン ザ・ムービー』

バットマンシリーズの最高傑作といっても過言じゃない映画だと思いました。冒頭からのド派手アクションとメタ(&くだらん)ギャグ連打、もうほとんどやりたい放題の内容。主人公の成長物語としても素晴らしいんだけど個人的には雑魚キャラが嬉しすぎたりサメ除けスプレーが嬉しすぎたりと細かい部分で大号泣。お腹いっぱいでした。こんなに「面白い」バットマン初めて見た!

jeeg
【第3位】『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

これぞ求めていたヒーロー映画!という感じ。序盤から主人公のキャラ造形が最高すぎて気持ち持ってかれました。だって毒々モンスターに変身して最初にやることがATMの破壊行為ですよ、そんで大金を盗んでプリンとAVを大人買いって…すごくわかるぞッ(共感)。そんなアホなことやりつつも「真のヒーローになる瞬間」はしっかり描かれており、終盤の暴力描写&ラストのマスクにはもう笑い泣き。悪役が徹底して外道(そしてゲイ)ってのも良かった。

the nice guys
【第4位】『ナイスガイズ!』

冒頭のシーンで少年の家にオッパイと死体が同時にやってきた瞬間、大好きな映画だと確信しました。そして最後まで期待を裏切ることなく突っ走ってくれた。ひたすら楽しかったなー。エロと暴力と笑いのバランスが抜群!!

ojosan
【第5位】『お嬢さん』

女体と隠語で織り成される圧倒的なパワープレイに終始ニコニコしたまま最後まで至福の二時間半。交わり合う裸体、ハ・ジョンウの顔芸、アブノーマルな様式美、いやーパク・チャヌク凄いぞ。レイティングの高さにも納得。お礼を言いたくなる感じの眼福映画でした~!ありがとう!まんこまんこ!!

LOGAN
【第6位】『LOGAN/ローガン』

暴力描写がとにかく最高。正直それだけで見て良かったと思えたし幼い少女に生々しい殺しをやらせたのはやっぱりエラい。まったく躊躇なくガシガシ惨殺してくれたダフネ・キーンという女優の存在も衝撃的でした。ハッキリ言うとX-MENシリーズだから完全に舐めてましたよ!ちょー面白かった(土下座)!

The Great Wall
【第7位】『グレートウォール』

「エッ??なんでそれ!?」と疑問に思う部分はいっぱいあったんですが全部面白いから許せちゃう。というか、前フリなしに派手な人死にがあるのもヌンチャクでドンドコ太鼓を打ち鳴らすのも全部「だってそのほうが面白いじゃんか!」ってことで、正しい作りの映画だと思いました。結果的に超面白い映画として成立してると思うし。ツボだったのは飛び込み台から自殺する女たち。

misspereglin
【第8位】『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』

皿に山盛りの目ん玉バクバク喰うシーンが面白かった。あと、化け物が触手で目ん玉ブッ刺して取り出すところも面白かった。臓物突っ込んで動くパペットも面白かったし、悪者が襲ってくる動機が「奇妙な子供たちの目ん玉喰いたい!」という点なのも最高に面白かった。ティム・バートン作品だからどうせ面白いんだろうなー、と思っていたら案の定面白かった。推しは後頭部の口でバクバクやる子と力強い子と燃やす子と浮かぶ子。実質1位でもいいくらい。

janedoe
【第9位】『ジェーン・ドウの解剖』

見所は人体解剖シーン…という素晴らしすぎる映画。まず、ジェーン・ドウを演じるオルウェン・ケリーが美しい。鼻血垂らして体内からハエ飛ばしてても全然問題なし。この全裸死体が画面に映ってるだけで画がもつし、これを解剖していく話なんだからもう完全に好みの内容です。断面もしっかり見せてくれるし脳も内臓も皮剥ぎも拝めて大満足。最高にグロテスクな人体解体ショー。

Kong Skull Island
【第10位】『キングコング:髑髏島の巨神』

とにかく人をバクバク喰ってガンガン殺して気色悪いバケモノがいっぱい登場する景気のよい怪獣映画。小学生向けの死にざまを全力で気合い入れて撮ってる感じがサイコーだし、人死にがいっぱいあるにも関わらず見せ方が超楽しいのであんまり湿っぽくならないところが良かったです。ジョン・C・ライリーはそこにいるだけで最高だから最高。あと、選曲も好き! マザファッッッ…

まとめ

というわけで上半期ベストテンは生首映画4本、ゲロ映画3本、おっぱい5本という結果になりました!(数がおかしいけど)

『ハードコア』は去年自分の中で殿堂入りしちゃったんで省きました、あと『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>』も別格でオールタイムベスト級なのですが、新作?という感じもちょっとして、なんか違うかなって…(個人的な感覚)。面白かったけど入れられなかったのは、『マグニフィセント・セブン』『人類遺産』『グリーンルーム』等。ワーストも思い浮かぶけど書くのは年末だけにしておきます…(´・ω・`)

一応全部順位を付けましたが1位の『ハクソー・リッジ』以外は順不同です。なので、そのうちまた順位が変動するかもしれませんが、まあ今の気持ちではこんな感じということで。ともかく、下半期も楽しみな映画は多いんで今後もマイペースに観ていきたいですねー。

The Neon Demon 2016

あと、今年は面白いゲロ描写のある映画も多かったのでそっちのランキングもそのうちやりたいな~(まったく需要はないが)!


自宅鑑賞の記録 (2017年6月)

06/01 『マインドゲーム』
    『ハーヴィー・クランペット』○
06/02 『トラック野郎 爆走一番星』
    『トラック野郎 突撃一番星』
06/03 『極道戦国志 不動』
    『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』
06/04 『極道黒社会 RAINY DOG』
06/05 『A.I.』
    『ロボコップ』
06/07 『バトル・ロワイアル』
06/09 『ストリート・オブ・ファイヤー』
06/10 『キング・オブ・コメディ』
06/11
 『ヒッチコック・天才監督の横顔』○
06/12 『北北西に進路を取れ』
    『サイコ』
06/14 『ランボー 最後の戦場』
06/15 『激動の昭和史 沖縄決戦』○
06/16 『インサイド・ヘッド』
06/17 『ダイハード2』
06/18 『パーティ・モンスター』○
06/19 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
06/21 『ヴィデオドローム』
06/23 『ハウリング』
06/26 『エイリアン4』
06/27 『ハイサイゾンビ』○
    『チスル』○
06/27 『ヴァルドマー事件の真相』○
06/29
 『この世で俺/僕だけ』○



6月は計28本(くらい)鑑賞!初見は8本!

※後ろに○が付いているものは初鑑賞映画。


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