オリジナルへのリスペクトを捧げつつ、新しいこともガンガンやる!
超サイコーなリブート作品だと思いました。
豪華なカメオ出演も盛りだくさん。
個人的評価:★★★★★★★★★☆
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2016年08月19日公開/116分/アメリカ/映倫:G
原題:GHOSTBUSTERS
監督:ポール・フェイグ
出演:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース、アンディ・ガルシア

<あらすじ>
コロンビア大学の物理学者エリン(クリステン・ウィグ)は、旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)が自分と共同発表した幽霊研究本を承諾もなく電子書籍化しているのを発見。憤慨して彼女の勤める大学向かうが、なぜか一緒に幽霊騒動の起きた屋敷を調査する羽目に。そこで初めて幽霊に遭遇したエリンは、アビーとその相棒ジリアン(ケイト・マッキノン)と共に喜ぶものの、それぞれ大学を解雇されてしまう。行き場をなくすも幽霊の存在を確信した三人は、超常現象の調査会社を立ち上げるが……。
(以上シネマトゥデイより)

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先行上映で観てきました。ネタバレしてます。
とにかく本当にずっとメチャクチャ楽しかった、大好きです!
世間から冷笑されていた女性たちが街の危機を救ってヒーローに!
「やったあ!オバケは実在した!」という熱量&チーム力はオリジナル越え!

主人公のクリステン・ウィグは大学に勤める物理学者なんですが、幼い頃から幽霊を信じています。しかし終身雇用契約を勝ち取るため立場上幽霊の存在を認めるような非科学的なことは死んでも言えない。
ところが、彼女は若い頃に幽霊に関する研究書を出版していたのですが、ある日その存在が上司にバレてしまう。
ネットで名前をググると簡単に著書が購入できてしまうのです。
このままでは終身雇用がダメになってしまう…ということで彼女は本の販売を止めさせるため、共同で執筆した友人メリッサ・マッカーシーの元を訪れます。

幼なじみのメリッサは研究所で働きつつ現在も幽霊の研究を続けており、本の販売が主な収入源であるらしく簡単には止まりそうにない。
そんな時、ニューヨークのある屋敷で幽霊騒ぎが起こり…。
「一緒にオバケを捕まえよう!そしたら本売るの止めてやるよ!」という展開になってしまう。しょうがなく彼女の同僚ケイト・マッキノンと三人で現場に向かうことに。で、幽霊を目撃してしまうんですね!

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初めは乗り気じゃなかったクリステンも、現場で生の幽霊を目にするとテンションが上がりまくり、もう取り乱して大騒ぎ!
「いた!オバケはやっぱり本当に存在した!」と大興奮する彼女。
記録として現場の映像はすべてカメラで撮影しているのですが、そこはやっぱりメリッサ・マッカーシー。悪びれもせずその動画をネットにアップしてしまいます。そして、それを大学の教授に見られたクリステンはあっさりとクビになってしまう。

冒頭15分くらいでこの映画が大好きになりました!
「嬉しい!」という感情がダイレクトに伝わってきた感じです。
胸が熱くなりましたよ。もういきなり泣きそうでした。
序盤はクリステン&メリッサの『ブライズメイズ』コンビが楽しかったんですが、この映画でさらに強烈だったのは彼女たち以外の二人でしたよ。

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まずは、クリス・ヘムズワース。

仕事を失った主人公たちは超常現象研究所を始めることになります。
そこで事務所の電話番を雇うのですが、最初に面接に現われたのが彼。
クリステンたちと会話をするが、話がまったく噛み合わない…。
要するに、クリス・ヘムズワースはすげえバカなんです!!
しかも、笑えるようなバカじゃなくて、ドン引きしちゃうようなバカ。
受け狙いなのかマジなのか理解しがたい度を越した天然なんです。
しかしマッチョなイケメンだから主人公たちはこいつを問題なく採用!

クリヘム面白すぎました。そんで、可愛げが凄まじい。
本作のバカ要素は全部もってった感じです。
メリッサ・マッカーシーとかまともな女性に見えるもん。
なので、ものすごくハマり役だと思いましたよ!
エンドロールなんか彼の独壇場…しつこくて面白いよ!(写真を推しすぎ)

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そして本作で一番好きな女性!ケイト・マッキノン!
彼女のことはこれまでまったく知らなかったんですが、一気にファンになりましたよ。素敵すぎ。例によってSNL出身のコメディアン。
役柄は技術者なのでおもしろガジェットをいっぱい開発してくれる楽しい人なんですけど、態度がパンクでクレイジーで超かっこいいんですね!
前半はけっこうおとなしくて、でもセリフが無くても表情が良かったりして徐々に興味が湧いていった感じです。
終盤は幽霊だらけのニューヨークを舞台にみんなでゴーストをバスターしまくっていく展開になっていくんですが、音楽が一番盛り上がる重要な見せ場は彼女のバスターシーンだったと思います!二刀流のビームがかっこよすぎて…!
もうねー、いちいちかっこいいんですよね。本作の男前担当ですよ。しかもプライベートではレズビアンっていうんだから、好印象すぎるぞ!

最後に彼女の師匠が明らかになるんですが、そこでさらにアガりました!
ケイト・マッキノンは宇宙最強の女・シガニー・ウィーバーの指導を受けていたのです。

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何と言っても本作の見どころは怒涛のカメオ出演だ!
ということで、まずは『ゴーストバスターズ』といえばこの人!マシュマロマン!(人じゃないけど)嬉しかった!ありがとう!ちゃんと殺意を感じたよ!

オリジナルメンバーは要所要所に間隔置いてちょこちょこ出てくる感じなんですが、ザッと書くと以下。
  • ビル・マーレイ(インチキ評論家)
  • ダン・エイクロイド(タクシー運転手)
  • シガニー・ウィーバー(レベッカ・ゴリン博士)
  • アーニー・ハドソン(葬儀屋)
  • アニー・ポッツ(ホテルの受付)
こんな感じですよね。ビル・マーレイはガッツリ出演してました(調子こいてたら幽霊にやっつけられたオッサン)。リック・モラニスは見逃すまいと注意して観てましたが、出てなかったんですねー。
それからハロルド・ライミスは亡くなってしまったので…。最後に追悼の言葉があり、ちょっと悲しくなりました。でもそのすぐ後にクリス・ヘムズワースの面白いダンスが全開で押し寄せてきたので、涙は粉砕されて、良かったです(笑)。

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「怪獣映画」とか「パニック映画」として見ると、ここがダメだ(人が死なない)とかいろいろあるかもしれないですが、残念ってほど酷い描写はなかったですよ。きっちりエンターテインメントしまくってる内容だと思います。最高に娯楽映画。

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もうとにかくずっと楽しかったんですよねー、変な小難しいこと考えず素直に観れた気がします。ただ楽しいだけ…って書くと中身カラッポみたいになっちゃうんですけど、本当に楽しいだけの映画でしたよ!
浮き沈みが少ないというか、ずっとハイ状態というか、本来沈み込むポイント(たとえば失業とか)を笑いにしていたのも良かったと思います。
後半は感謝祭とハロウィンが同時にやってきたような地獄のニューヨークへと様変わりするのですが、お祭りみたいな多幸感はずっとありました。

全体に感じたんですが、オリジナルへのリスペクトは強いと思います。
鑑賞前に漠然と「観たいなー」と思っていたものは全部見せてくれて、なおかつ期待以上のハイテンションムービーだったのでもう大満足ですよ。それからオチもすごく好きなんです。ニューヨークの夜景に泣けた!本当に泣けた!
否定され続けてきたものを、最後には認めてもらえて嬉しかった。
そんな感じで、今はケイト・マッキノンが気になってしょうがないです。


個人的に笑ったシーンベスト3
  • 幽霊の豪快な緑ゲロ。
  • 『ジョーズ』の市長になりたくないアンディ・ガルシア。
  • メリッサ・マッカーシーの『エクソシスト』オマージュ・360度首ぐるりん。
クリヘムはそこに居るだけで終始にやにや。
今回も小学生みたいな感想文になりました。

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クリステン・ウィグはゲロを2回も浴びてた、さすがだ!