いけにえ映画狂い

外国映画の感想文。お気に入りシーン備忘録など。ネタバレしてます!

2016年

『ザ・ギフト』感想。

君が過去を忘れても、過去は君を忘れない!絶対にな!
痛快な復讐ムービーでした、サイコー!
個人的評価:★★★★★★★★★☆ 90点
TheGift
2016年10月28日公開/108分/アメリカ/映倫:G
原題:THE GIFT
監督・脚本:ジョエル・エドガートン
出演:ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン

予告を見た時点では、正直もっと安っぽいホラーなのかと思ってたんですが、意外とよく出来た映画でビックリしました。すごく好きですよ。とくに脚本が素晴らしかったと思います。奪うよりも与えること、そして、殺すことよりも生かすことのほうがよっぽど恐ろしい、そんな映画です。視覚的に過激な描写なんかは一切出てきませんし出来事そのもののショッキング度合いはそこまで高くないかもしれません。しかし最終的には「こんな残酷なことがあるか!」という結末で、もう最低で最高!…ということで感想書いていきます。

イジメをするような奴は全員こんな目にあってほしいなー。

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ストーリーはシンプルです。新婚夫婦が新しい生活をスタートさせるため夫の故郷(シカゴ)へ帰ってきます。そこで元同級生だと名乗る男・ゴードと偶然にも再開。その日以来、彼からの一方的な贈り物(ギフト)が届くようになっていき幸せだと思っていた夫婦が徐々に破綻していく…というスリラー映画。不気味さを増していく贈り物…。最後に贈られるものはいったい何なのか…。そして、その目的は?

TheGift13

ハネケの『隠された記憶』みたいな話でしたよ。それから『オールド・ボーイ』なんかも連想しました。こういうの大好きですねー。お前が忘れてても、やられたほうは一生忘れねえからな!っていう過去の因縁もの…。映倫Gだし予想範囲内でしたが、ビジュアル的な残酷さを求めてしまうと肩透かしを喰らうと思います。暴力もエロもほぼありません。それゆえに一層キモいのかも。

TheGift3

ジョエル・エドガートンのオリジナル脚本&初監督作ってことにまず驚きます。本作では彼が悪役であるゴードを演じているのですが、凄かった!過去にヒドい目に合わされたんじゃないかと思えるくらいの怨念のようなものを感じました!他人を蹴落としてのし上がっていく人間達を映画で殺したかったのかな(笑)。役はハマっていたと思います。いるだけで不穏だし漂っている空気感なんかにもゾクゾクしました。とにかく薄気味悪くてブキミすぎ。劇中でも「ブキミなゴード」とディスられてました。

一見すると親切に見えるのですが、感謝や祝福を込めて届けられるはずのギフトが不気味でしかないんです。何か奪われたり暴力を受けたりするわけでもなく、一方的にプレゼントされるだけ。この行為が本当に気持ち悪い。善意であるはずのものに恐怖するってところが良かったです。「嬉しいけど、なぜ?」意味がわからないから怖ろしい。しかしゴードはただ夫のサイモンに対して”お返し”をしていただけなのです…。サイモンは自分でも気づかぬうちに、過去にゴードに対してギフトを贈っていたのです…。

TheGift2

最初は、善良な夫婦の家庭をぶち壊す『ノック・ノック』みたいな理不尽なやつかと思ってたんですが、ちゃんと動機があったので面白かったです。説得力もありました。本作は過去の因縁を巡る物語です。なぜゴードがこんなことをするのか、その理由とは…?そしてサイモンとゴードの間に起こった事件とは何か?

ゴードからの贈り物行為、サイモンの職場でのいざこざ、夫に不信感を抱き出す妻、どれも丁寧に描いていたと思います。ゴードの不審な行動がエスカレートするにつれ過去の関係が炙り出されていきます。映画前半の被害者・加害者の関係が逆転し、後半にはゴードもサイモンも別の顔に見えてきます。前半と後半で登場人物のイメージがガラッと変わるのが面白いところでした。

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そして、サイモンの本性が少しずつ明らかになっていく…。

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後半になると夫に対して不信感を持った妻の行動でゴードとサイモンとの過去の因縁が明らかになっていきます。演じたレベッカ・ホールはものすごく良かったですよ。ちゃんと美しいし。なんとなくアン・ハサウェイっぽい。

ギフトと一緒に贈られたゴードの手紙に「過去はすべて水に流す」という一文があり、妻のロビンはサイモンとゴードの過去に何があったのかを調べ始めます。そしてある事件が原因でゴードが高校を退学していたことを知るのです。彼は車の中で男に性的虐待を受けており、それをサイモンと友人のグレッグが目撃。その噂は高校中に知れ渡ることとなり、ゴードは退学せざるを得なかったのです…。息子をゲイだと疑ったゴードの父親は激怒し、彼に暴力を振るってしまう(半殺し)。その結果、父は刑務所に入れられることとなりゴードの人生はめちゃくちゃになってしまったのです。

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しかし、昔の友人・グレッグに直接会って明らかになったことは、そんな事件は存在しなかったということでした…。つまり、すべてはウソだったのです。まったく何もなかった。目撃も、ゲイ行為も、何もなかった。サイモンは学校中にゴードを中傷するようなウソを言いふらしていただけ。なぜなら「サイモンはそういうやつ」だから。彼は卑劣なクソ野郎で、ゴードが気に入らずイジメの標的にしていたのです。

夫婦は何故ゴードがギフトをくれるのか、まるで理解できない。しかし、それは忘れているだけで夫が過去にゴードに対してギフトを贈っていたのです。「宗教とは関係なしに正しい心を持っていれば悪い出来事も自分への贈り物(ギフト)になるかも」「いいことの多くは悪いことから生まれる」。過去のイジメはゴードへの贈り物となっていたのです。それに対してゴードは"お返し"をしていだけなのです。要は「等価交換」で、サイモンの人生をめちゃくちゃにするためにゴードはギフトを贈り返していたのです。高校時代は、サイモンの言う事は絶対。つまり、それがたとえ嘘であったとしても、サイモンが言えば現実になってしまう。ゴードは【サイモン・セッズ】と呼んでいました(アメリカにそういう遊びがあるらしいです、王様ゲームみたいな)。

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ジェイソン・ベイトマンをキャスティングしたのは大正解だったと思います。ベイトマンの出演作で有名なのって『ジュノ』の在宅仕事のオタク野郎とか、『モンスター上司』のウダツの上がらないサラリーマンとか、ジョックスとは真逆の役柄が多かったと思うんです。なので、今回もイイ人なのだろうと思いこんで観ていると…実は学生時代は最低なイジメの首謀者で、しかもクソ生徒会長。ナイス配役だったと思いますよ。『ディス/コネクト』では息子をいじめて自殺に追い込んだいじめっ子を捜す父親を演じていたベイトマンが、今回は卑劣ないじめっ子。それも後半になって明らかになってくるので、やられた~という感じです。個人的には、ジェイソン・ベイトマン(そこそこ)好きなつもりなんですが、彼のイメージって”根がイイ人”で、雨に濡れた捨て犬とか拾ってきちゃう善人のイメージしかなかったんで、まんまと裏切られた感じです。こういう裏切りは嬉しかったりします。

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で、オチが強烈でした。正直、予想はできちゃうと思います。まあ、これ以外に考えられない…。むしろ、個人的には観ているうちにゴードのほうへ共感してしまったため「絶対こうしてくれ!頼む!」という気持ちでしたね。たぶんもっと残酷にしようと思えばできると思うんですが(妻を惨殺するとか)、リアリティのある物語として描こうとすると、このオチがギリギリだったんじゃないかなと思いました。胸糞悪さもあまりなく、ゴードの側に感情移入していたからか案外スッキリできました。観終ると、復讐を果たした達成感でいっぱいで気持ちよかったですねー。主人公は完全に自業自得ですし。へたに血まみれになったりしないところが良かったです。イヤな復讐の仕方でした。これだったら殺されたほうが楽なんじゃないのかな…とも思いました。辛い現実を与えられて生かされちゃうのが一番シンドイ気がします。どちらかというと恐怖よりも悲哀に満ちたエンディングでした…。

サイモンを絶望させるもの贈り物とは、ベビー用品と、中に入っていた3つの包み…。贈り物は毎回ちゃんと気色悪かったです。最初のワインは出会って早々に「いきなり?」という感じだし…。2番目のカラスクリーナーは夫婦が新居を初めて訪れてガラスに息を吹きかけるシーンがあるのですが、そういう一部始終をゴードはどこかから監視していたのだと思います。3番目の鯉はフツーに不法侵入だし。犯罪的な恐怖のギフト(犬誘拐など)はすべてゴードがやったものなのか、謎でした…(ダニー・マクブライドかも)。見せない部分も「どうなんだろうなー」と考えつつ、気味悪かったですね。

夫婦を他人の家に招待するシーンは、なんだかバレバレでとても可愛い。

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ゴードからの贈り物(ギフト)一覧
  1. ワイン
  2. 鯉とそのエサ
  3. ガラスクリーナー
  4. ベビー用品
  5. 家のカギ、CD、DVD
  6. 赤ちゃん(?)

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家に無断で入られてた!

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盗聴されてた!(ワルキューレの騎行!)

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妻が眠っている間にレイプしやがったなッ!

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・・・ということで、最高でした。高校時代についた1つの嘘で同級生の人生をめちゃくちゃにしてしまったクソ野郎がその報いを受けるという話です。サイモンみたいな人は、きっとリアルにも大勢いますよねー。そういう人たちに『ザ・ギフト』を観てもらって過去を少しでも悔いてほしいです。

過去に誰かをいじめた経験があるような人はそっちに感情移入してしまうのかもしれません。登場人物の誰に感情移入するかでラストをどのように感じるか違う映画です(映画なんか全部そうですが)。感想を見ると、不快!不快!という意見が多いみたいですが、個人的には超爽快で、心が晴れ晴れするような映画でした。本当に心地良いラスト。

結末の部分は若干ぼやかしていたりして、観客の想像に委ねるような部分も多かった気がします。サイモンはラストで絶望のドン底まで堕ちていきますが、自殺なんかは絶対にせずに苦しんだまま生き続けてほしいです…。それだけのことをしたんだから。

TheGift16

ジョエル・エドガートンが一気に大好きになりましたよ。風貌も表情もすごく良かったですし、左耳にピアス、変なヒゲ、変な表情、なよなよして弱そうな身のこなし(実際弱いのでボコられる)。出演作けっこう観てましたが、今まであんまり印象がなかったので見直したくなりました。最初はキモい印象しかなかったです。おそらくゴードは童貞で、レイプすることで大人になれたのだと思います(ただの妄想です)。サイモンはムカつきすぎたからかちゃんと痛い目にあってくれて嬉しかったです。性格の腐り具合が最低でしたし、ゴードに感情移入しすぎて、怖いというよりは「よくやったゴード!!」って感じ。それとは関係なくサイモンは仕事上のゲスっぷりも仲間にバレてしまい職を失い、本性を知った妻とはおそらく離婚。徹底的に突き落としてくれましたー。なので、もう何も言うことなし!ありがとうジョエル・エドガートン!

TheGift15

嫌な奴がガンガン嫌な目にあって気持ちよかった!
しかも殺さずに一生苦しめるタイプの制裁!
個人的には恐ろしさより爽快感のほうが強かった!
人を蹴落として生きてきたような人間はクソ!
事実を都合よく捻じ曲げる奴もクソ!
生徒会長をやるような奴は全員クソ(偏見)!
いじめられた人間はいつまでも覚えているし絶対忘れないんだよ!


…と自分のことを棚に上げていろいろ思ったんですが、見終わってから日が経つと、自分はどうなんだろう…と考えちゃいますね。もちろんいじめた経験はないつもりですが、誰にも恨まれてないとも思えません…。たぶん誰でもそうなんでしょうけど、ちょっとだけ怖ろしくなりました。昔の同級生なんかにはますます会いたくなくなったし、ギフトなんか頂いても絶対無視ですよねー。そんなの考えただけでも気持ち悪いし、そもそも貰えないし、同級生なんかは全員死んでいてほしい、本気で。あと、エンディングの選曲サイコーだッ!(Templesの『Keep In The Dark』)


おしまい 


↑予告


『キャビン・フィーバー リブート』感想。(R15+)

よくあるフツーの超面白いホラー映画でした。人は10人くらい死亡。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 70点
CabinFever
2016年08月01日公開/98分/アメリカ/映倫:R15+
原題:CABIN FEVER
監督:トラヴィス・Z
製作:イーライ・ロス
出演:ゲイジ・ゴライトリー、マシュー・ダダリオ、サミュエル・デイヴィス、ナディーン・クロッカー、ダスティン・イングラム

イーライ・ロスが監督した『キャビン・フィーバー』('06)のリブート作です。もうレンタル開始してるみたいですが上映してたので映画館で観てきました。ロス監督版はそこそこ大好きです。今回のリブート版もそんな感じですね…。とりあえず、ストーリーはまったく同じでした(リブートなので)!しかし、ところどころで微妙に変更点もあったりして、その辺すごく楽しかったです。全体的にはオリジナルよりも派手でパワフルになってた気がします。

まあ、ほぼ全部面白かったんで、今回は出来る限り面白かったところについてだけ書いていきたいです。関連作の『キャビン・フィーバー2』と『ペイシェント・ゼロ』にはまったく触れてません。好きなシーンは多かったですよ!

CabinFever5

<あらすじ>
学生生活最後の夏休みを楽しもうと、山のキャビンでパーティに興じる5人の若者たち。しかし彼らの楽しい時間は、血だらけの男が突然乱入したことで一変する。男をなんとか追い払ったものの、翌日になってカレンが体調不良を訴える。彼女の皮膚は次第に膨れ上がり、爛れ、傷口から血と膿があふれ出る悲惨な状態に。カレンが正体不明の感染症に冒されたと気づいたポールたちは、自分も感染するかもしれない恐怖で疑心暗鬼に陥り、ついには互いに刃を向けるようになる…。

CabinFever10

セックスと酒とドラッグを楽しむために森へ遊びに来たら感染症にかかってしまい仲間たちが一人また一人と死んでいく…というよくある話ですね!展開も超ベタだと思います。衝撃とか斬新な感じは正直ないんですが、こういう風になったらいいな、ってことをキッチリやってくれるし、ホラー映画の王道ストーリーをしっかり面白く描いているので気持ちよかったです。観る前にすでにストーリーが分かっちゃってるからか、ツッコミどころも気にならず、なんかストレスなく観れた気がします。そのぶん驚きも少なかったんですが!

CabinFever2

まず、最高だと思ったのが、女たちがめっちゃエロくて可愛いところですよ。ここは断然オリジナル版より好きでした。超サイコーです。大好き!!ホラー映画ではけっこう重要なことかなと思うんですが、女が可愛いと見てるだけで楽しくなりますよねー。もう金髪女のほうの笑顔にやられてます。もう一人の黒髪のほうはガンガン脱いでおっぱい出して、最後には全裸で…最高!最高!(最高以外の言葉が見つからない…)

とにかくヒロインの笑顔にときめきましたー。キュンキュンきましたー。

CabinFever4

その一番可愛いヒロインなんですか、けっこう残酷な殺され方をしてました。感染症で体中ボロボロになって、最期は死にたいけど死ねないみたいな状態で「殺して、早く殺して!」っていう生きてるより死んじゃったほうが楽な感じになっちゃって、彼女を主人公が殺してあげるのですが、この殺し方が最悪!オリジナル版ではスコップで叩き殺していましたが、今回はスコップで首をザクッと刺して(?)ます。しかし一発では殺せず、スコップでの殺害を諦め…そして、ひゅーひゅー言いながら瀕死状態の彼女にガソリンぶっかけて、まだ意識があるのに発煙筒で着火!ドン引きするわ(でも最高)!主人公の行動がちょっとアホっぽくて面白かったです。ここはオリジナル版より好きでした!死ぬ直前、犬が腕に噛みついたりもしてました…。

彼女の感染はオリジナル版だと右太腿からだったと思いますが、今回のはもろに股間からエグく皮膚が爛れていたので、微妙な改変ですが「ちゃんとしてるな!」と嬉しかったです。感染の原因となる水を飲んでしまうシーンもバッチリじっくり見せてくれていたし、リブート版のほうがしっかり撮ってる感じもありましたねー。ちゃんと大映しで見せてくれる映画だったと思います。血もどろっどろでイイ感じでした。

CabinFever3

で、こっちのヤリマン。彼女は裸で頑張ってました。序盤からセックスしまくりで、後半になって感染症にかかりズタボロになっていく女です。泡風呂に入ってカミソリで剃毛処理をしているシーンなんか、めっちゃ面白かったですよ。ここのシーン大好きです。皮膚のめくれかたがすごく素敵だったし、今回は浴槽に浮かぶ乳首を見て「ぎゃああああ」というシーンも追加されていました(おっぱいの先っぽが取れちゃう)。その後、ちゃんと全裸で外に飛び出して、感染症で狂った犬に喰い散らかされて死亡。撮り方なんか、めっちゃイーライ・ロスっぽい!と思いました。ロスは脚本にしか関わっていなかったそうですが…。ともかく面白かったですね。この辺けっこう笑えます。

CabinFever14

犬も無駄に超かっこよかった!!!!

CabinFever9

途中、民家を訪ねて豚を捌いている太ったババアと遭遇するシーン。ここは、ちょっと強烈になっていたと思います。豚ババアがなんとなく不気味で過激、そして若干しつこい。あと顔もスゴい。早くこの場から逃げ出したい。

CabinFever8

オリジナル版では男だったんですが、警官が女に変更されていました。エロいことするキャラではなかったです。これ、なんか意味あんの?とは思いましたが、目の下に傷があったりしてこっちのほうがかっこいいし、まあいいか…!最後の一人を射殺するシーンはロス演出のほうが圧倒的に巧かった。

書いてるうちに気づいたんですが、女性の出演者全員面白い人でしたよ。
というより出演者全員、なんか面白い人が多かった。顔面力ありましたよ。

CabinFever12

敵のアホ三人組。こいつらの死に方サイコー!

CabinFever7

ここはオリジナルのほうが良い、ここはリブートのほうが良い…といちいち比べて観てました。どっちも同じくらい面白かったと思います。今回はエログロ度が増してて興奮できた感じです。あと、音の盛り上げ方がけっこう凄くて、展開が分かってても普通にビビりました…。

爆笑シーンはけっこうカットされていたと思います(笑顔の生首、犬視点カメラ、カンフー少年など)。そして若干シリアスになっていたような印象。その代わりに、焼死体が実は生きてて格闘が始まったり、人間狩りシーンをじっくり描いていたりと、なんだかサービス精神のようなものも感じたりして、追加されていたシーンはどれも面白かったです。けど、リブートするほどだったのかなこれ…という思いもすこしあります。どうせならもっと残酷趣味炸裂させてグチャグチャにしちゃってもよかったんじゃないかなー。面白かったけど!

とくに思い悩んだり考え事するような内容でもないですし人が死ぬのを笑って楽しむだけみたいな映画なのでスッキリできました。鑑賞後にもやもやが残ることはないと思います。ということで個人的評価は高めです。面白かったよ!

CabinFever13

大オチもイーライ・ロスっぽい。こういうの(SNS等)好きだよねー。

cabinfevero2

謎のワード【パンケーキ】は犬の名前だったのか!

namakubi

イーライ・ロスの出演(回想シーン)は、なし!

cabinfevero

特殊メイクはこっちのほうが気持ち悪かったかなー。



おしまい

キャビン・フィーバー [DVD]



『ハードコア・ヘンリー』感想。(R15+)

全編一人称視点でガンガン敵を殺しまくるノンストップ・アクション!!
最初から最後まで抱腹絶倒の面白さ。爆笑でした。ありがとうイリヤ監督。
個人的評価:★★★★★★★★★★ 100点
HardcoreHenry
2017年04月01日公開/96分/ロシア・アメリカ/映倫:R15+
原題:HARDCORE HENRY
監督・脚本:イリヤ・ナイシュラー
出演:シャールト・コプリー、ダニーラ・コズロフスキー、ヘイリー・ベネット、ティム・ロス

<あらすじ>
ある日、死んだはずの主人公・ヘンリーは目を覚ます。目の前には妻だと名乗る一人の美女・エステル。科学者である彼女の手によって改造手術を施され、彼はサイボーグとして蘇ったのだ。だが左手足は欠損しており、声帯も壊れて会話もできない。あるのは断片的な記憶のみ。手足を複製し、それから声帯を治してもらうため手術を受けようとするのだが……そんなところへタイミング悪くエイカンからの襲撃を受けてしまう。サイコな超能力者であるエイカンの目的はエステルの研究を利用して軍隊を作ること。すぐさま二人は脱出ポッドに乗り込み地上へ逃れるものの、ヘンリーはあっさりボコられ悪の組織に妻を誘拐されてしまうのだった…。

HardcoreHenry0

先月のカナザワ映画祭にて観てきました。
いやー、もう大好きですね。超サイコー!!!!
とにかく人間がおもしろおかしく死にまくる!っていうか、ほとんどそれだけと言ってもいいぐらいの映画でした!!本当にほぼ全編バタバタと人が死んで死んで死にまくって、計200人以上殺していたようです…。しかも一度に大勢ではなく(そういうシーンも一部ありますが)極力一人一人丁寧に殺していた印象です。『キングスマン』の教会での殺戮シーンが延々90分続くような素晴らしさ。もう最高。ミッドナイト・マッドネスで上映されて観客賞を受賞したというだけあって、予想通りぶっ飛んだ映画でした。ゴア描写も気合い入りまくりで超楽しかったですし、そういうのが好きな人にはたまらない内容だと思います。個人的には大好物なのでもう最初から最後まで多幸感でいっぱいで、めちゃめちゃ感動…っていうより爆笑してしまいました。
以下、ネタバレあります!

↓予告はこんな感じ


<ヘンリーの一日のスケジュール>
見知らぬ研究所で起床。左手足の修復。

エイカンに襲撃される。脱出ポッドで飛空艇から地上へダイブ!

悪の組織にボコられる。妻を拐われる。直後、ジェリーが仲間になる。

ひたすら追手から逃亡。車に乗車。途中、衣装チェンジ。バスに乗車。

服が燃える。ヤンキーの服をパクる。怒られて逃げる。

ビルの一室へ心臓を取りに行く。

銃撃戦。その後、ド派手な追いかけっこ。

ジェリーに呼び出されてストリップへ。

裸の女たちにオッパイ揉まされる。チンコ触られる。

カーチェイス。車内でエイカンと戦闘。敗北する…。

ジェリーの研究施設で打ち合わせ。

敵のアジトに乗り込む。

白服軍団と殺し合い。エイカン殺害。

飛行機に飛び乗る。勢いよくドアを閉める!

HardcoreHenry5

・・・というようなあらすじ!

とりあえず、オープニングクレジットから好きでした。ここは暴力と人体破壊(殴打、銃殺、刺殺、爆殺)をスローモーションでゆっくりじっくり描いております。武器は、素手、銃、バット、ナイフ、ガラス瓶、手榴弾、煉瓦など。2分間ほどの長さなんですが、いきなり気持ちよかったですね。選曲も最高(「ガッカリさせんなよ…」みたいな歌詞)!

これは暴力の映画です、そして人が残酷に死にます。ということはこのオープニングからビンビン伝わってきました。映画全体で唯一ここだけは一人称視点ではありません。ほかはすべて主人公ヘンリーの視点、または記憶の映像だったと思います。目がそのままカメラになってるという感じで、画面は丸っきりFPS。皆言ってますが、ゲームをプレイしているようでした!

『HARDCORE HENRY』というタイトルロゴはバットに刻印されていました。何故バットなのかというと、ロシアでは銃よりもバットのほうが売れるため。それがロシア人の武器だから(?)。殴りやすいようにバットの長さは通常の三分の二程度なんだとか…。つまりロシア人にとってバットは野球をやるためにあるのではなく、人をブン殴るために存在するのだ!(よく知らんですが)

HardcoreHenry4

ストーリーはシンプルです。拐われてしまった妻を取り戻すためにヘンリーが悪の軍団に戦いを挑んでいくというもの。その道中でほとんど絶え間なく敵の襲撃をこれでもかと喰らい続け、そのたびにヘンリーの超人的ウルトラ暴力が炸裂!そして容赦なく皆殺し!手加減が一切なくて痛快でした!

グロをまざまざと見せつけるようなシーンは、そんなに大量にはなかったはずです(笑)。基本的にぶっ殺したら即座に移動!みたいなスタイルなので。

そして、強烈に面白かったのがシャールト・コプリー(『第9地区』でエビになっちゃうアイツ)が演じる相棒のジェリーでした。彼はヘンリーをサポートしてくれる存在なのですが、途中まで、正直わけがわからない。彼はいきなり現れて、ヘンリーに重要な情報を与えてくれます。が、敵との攻防によって、いきなり死ぬ!それも何度も!何人も!!!!!

・・・え、どういうこと!?と疑問に思いつつも過激なアクションで話はガンガン進み、ジェリーは服装を変えて再登場、そんでアッサリ死んだりする…。姿形はどう見てもシャールト・コプリー。服装はビジネスマン、浮浪者、パンクロッカー、薬中…など様々で、しかし全員がジェリー。つまり同時に複数人存在するキャラクターなんですよね。SF好きな人ならたぶんすぐ気づくんだと思いますが、後半で明らかになるのは彼がクローンだということでした。

HardcoreHenry9

ヘンリーが窮地に追いやられてヤバい状況に陥っているところ、仲間が現れた…と思ったら次の瞬間には死んでいる。そんなシーンの連続でした。

ジェリーの死の突発性がとにかくサイコーだと思いました。恐怖感はあんまりないですが、ビックリします。そんで笑っちゃいます。シャールト・コプリーはメインの俳優ですし序盤で死ぬことはまずありえないと思っていたところに突然の銃殺、マジかよ…と思っていると、そのすぐ後に浮浪者ファッションで登場するんだから、「え?え?え?え?」状態。かと思ったらソイツも残酷にファイヤー(ここ爆笑)!!シャールト・コプリー七変化がこの映画の見どころのひとつになっていると思います。キャラによって人格も演じ分けていて、強烈にぶっ飛んだヤツも何人か…。ボクのお気に入りコプリーは腹にタトゥーを入れたアイツです…。

HardcoreHenry1

個人的にはこの映画、大爆笑映画だと思いました。決してコメディではないのですが、笑いの要素も多かったと思います。とくに目立っていたのは音楽ですね。序盤から音の止めがギャグになっていたりして、めちゃくちゃ笑えます。それから選曲のセンスが抜群で面白すぎました。中でもやっぱり終盤に繰り広げられる大殺戮シーンでのQueenですね。『Don't Stop Me Now』最高だッ!これには本気で大爆笑!もう素晴らしすぎて、おなか痛かったですよ…。


今は俺を止めてくれるな、こんなに楽しんでいるんだから

最高に楽しいよ

今は俺を止めてくれるな

君も楽しみたいのなら俺に連絡してくれよ

今は俺を止めてくれるな、こんなに楽しんでいるんだから

今は俺を止めてくれるな、そうさこんなに楽しんでいる

止められるのは絶対に嫌だよ


血みどろの殺戮シーンで大暴れしながら、この歌詞なので…さすがに笑う。
ストレートで潔い演出には好感しかありません。最高です。

HardcoreHenry11

ほかにも爆笑シーンはたくさんありました。

まず、中盤の見せ場である風俗店。裸の美女の楽園です。ここも笑いを堪えきれない面白さ。というかただ好きなだけです。大好きなだけ。興奮するだけ。ヘンリーはここで裸の美女たちに胸を開かれ、電池交換してもらいます。その際に一瞬画面が暗転し、目が覚めるとなぜか女たちから軽めに愛撫されている(爆笑)。さらに「きもちよくしてあげる」という流れになって…。もう本当に最高です。ただ、エロい女がエロいことしてくれようとしたところにコプリーの邪魔が入っちゃうんですよねー。欲をいうとせっかくPOVなんだからヘンリーが本番に及んでくれていればなぁ…と思わないこともないですが、ここは本当に好き。暴力を少しの間休憩してエロにどっぷり浸かれる問答無用に喜ぶべきシーンでした。ちなみに、この現場でも人はいっぱい死にますが。

あと、これべつに意図してやってるわけではないと思いますが、ヘンリーって耳は聞こえるけど会話はできないんですよね。なので、相手への返答へが「首を振る」「頷く」という行為になってしまうわけなんです。そのため、カメラが上下にコクコク揺れたり、左右に振られたりするんですけど、ここのシーンは「AVで何回も見たことある光景」なんですよ。ってか、全編一人称視点ってアダルト方面ですでにやられてんじゃないのかな、なんかそんなようなの見た気がするぞ!…と超どうでもいいことなどを考えつつ、面白かったですねー。

それから、銃…銃…と思ってタンスの引き出し開けたらバイブレーション!だとか、女の乳を揉んだら妻の想い出が甦る!だとか、飼い主のちぎれた腕を引きずる小犬!だとか、おもしろヤンキーに絡まれる!だとか、ライターを借りパクされる!だとか、もう面白いことだらけ。クスクス笑っちゃう描写の釣瓶打ち。製作側も楽しんで作ってたんじゃないかな…と思いました。遊びみたいな小ネタも充実していたと思います。

ヘンリーが事故ったり地面に落ちたりするたびに傍にいた一般市民が「大丈夫ですか?」と寄ってくるのも、ちょっと面白かったです。イリヤ監督、きっと良い人なんだろうな…。

HardcoreHenry10

で、文句なしの残酷表現!!ありがとう!!サイコー!!

ほとんどの敵はFPSらしく銃で殺されてしまうんですが、残酷!!って感じの面白い死に方もいっぱいありました。個人的には殺した後に胸をバッカァーッと開くところなんかウゲ~って感じだし笑っちゃいましたね。あと、心臓を取り出しちゃったり…。もうなんていうか、全編血まみれでしたよ。ですが陰惨な感じはしなかったです。ヘンリーが殺す相手は全員悪人だし、ほとんど正当防衛みたいなもんだし。通行人も死んでたっぽいですけど、死体は映っていなかったはず(たぶん)!暗いイメージはあんまりない映画でした。

最も見応えのあったシーンは、やっぱり屋上での白服軍団との大混戦ですね。なんだかんだ言ってここが一番盛り上がるしテンション上がります。もう楽しくて楽しくて…。パーティー感も異常。音楽も超アガる。死に方は多種多様でバリエーションに富んでたと思います。刺し殺したり、屋上から突き落としたり、電流で感電させたり、両腕へし折ったり、燃やしちゃったり、送風機に突っ込んだり、コンクリで擦り殺したり…ほとんど死にざま博覧会。そして敵はゾンビのようでした。何が最高って、ノンストップでガンガン殺していくスピード感ですよね。これがすごく気持ち良かったです。それから、建物内からの銃撃なんてまさにFPSですし、ちゃんと大爆発もあり、思いついたことは全部やっちゃっていたような印象です。

アドレナリンの使い方もマンガみたいで最高!!!!

ラスボスであるエイカンとの死闘はかっこよかったし、大迫力でした。
念動力描写は『AKIRA』で『クロニクル』って感じ!
そんで、ここの殺害が凄まじい!
いやー、もう、ウルトラバイオレンス!!!!
死に方おもしろすぎ!!!!
顔チョンパ(?)なんでしょうか、名称わかりませんが(笑)。
殺害に使う手段というか、道具が、めちゃくちゃ好きでしたね。一瞬どういう状況なのか理解するのにちょっと時間かかりましたが、アレを巻きつけてアレでアレするなんて……。とにかくすごい!そこまでに何度かスプリットスクリーンの境界が曖昧なやつみたいな画面が登場するんですが、これはつまりそのまま右目と左目の視界を映しているわけで、そのため、ラストのエイカン殺害描写は、説明難しいですが、うーん、目玉が飛び出ます…。とにかく、すごく面白かったですよ。ビックリしましたし。そして、なるほどなぁ、と。

下に貼ってある動画で殺害シーンは見れちゃうので、よかったらどうぞ。

HardcoreHenry2

「ぎゃあああああああ、指、裂けた!」

HardcoreHenry3

「あがががが・・・」

HardcoreHenry8
Mr.オレンジことティム・ロスも出てましたよ!

最後に、観終わった人が全員感じることだと思うのが、「画面揺れすぎだよ!ガチャガチャしてんじゃねえ!」ってことですね。

…これは…うん…その通り。激揺れです。

正直、大画面爆音上映を最前席で観ていたら途中気分が悪くなる瞬間もあり、うーん……そこの批判はしょうがないのかなと思いました。が、優先すべきはこのスピード感&テンションMAXなノリだったんじゃないでしょうか!

【ファースト・パーソン・アクションムービー】ってジャンルとしては、一応世界初の作品だそうです。しかし米での評価は賛否両論、というかぶっ叩かれてる印象が強いですね。「クソゲーみたいな映画だ」とか言われてるし…。

けど、個人的にはそんなの関係なくめちゃくちゃ面白かったんで100点満点。もう大好きすぎて…。修羅場みたいなシーンで裸の女がぶっ飛んできたりと、男の欲望に正直な描写が多いのも好感度大でした。二丁拳銃!おっぱい!カーチェイス!念動力!目ん玉びよ~ん!とか、要素だけを書きだすと、なんだか中学生男子の夢みたいな内容で、にも関わらず映像は(賛否ありますが)超絶かっこよかった…。「ヘンリー、殺っちまえ!!」と叫びだしたくなるラストの大オチも気分爽快。なので、感想はこんな感じ。

邦題の『ハードコア』は、検索しづらい!としか…。


殺害シーンがすべて見れちゃうキルカウント動画


本作の元となったロシアのロックバンドのPV

『スーサイド・スクワッド』感想。

滅多にアメコミ映画観ない人の感想です。
面白かったのはキャラ萌え部分だけでした!
個人的評価:★★★★★★☆☆☆☆ 60点
suicidesquad
2016年09月10日公開/123分/アメリカ・カナダ/映倫:G
原題:SUICIDE SQUAD
監督:デヴィッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アイク・バリンホルツ、スコット・イーストウッド、カーラ・デルヴィーニュ

<あらすじ>
世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。
(以上シネマトゥデイより)

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ジャレッド・レトが出てるので観てきました。原作、読んでません!
『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』………観てません!!

(なので、見当外れなことばかり書いてる気がします)

本作のテーマは、ジャスティス(正義)とは真逆の、悪!
メインのキャラが全員ヴィラン(悪役)ということで「ガンガン景気よく大暴れしてくれればそれでいいや」ぐらいの気持ちで鑑賞しました。

とりあえず、全然悪くない悪役だらけでビックリしましたよ!

【悪VS邪悪】を描いたらしいのですが、【善VS悪】のいつものやつにしか見えませんでした…。登場人物は皆人間味溢れる善玉っぽい犯罪者ばかり。過去を後悔していたり娘を溺愛していたりと、揃ってイイヤツな犯罪者たち。純粋な悪ってよりはもっと程度の低い不良や小悪党の寄せ集めヒーロー映画のような印象です。思っていたものと根本から異なる内容だったので、(勝手ですが)裏切られたような気分にもなってしまい、そこの不満がけっこう大きいです。

個人的に期待していたのは、街を理不尽にブッ壊し、邪魔するヤツは皆殺し!とにかく無暗に暴れまくって、しかし世界を救ってしまう!!みたいな…そういう展開だったので、ちょっと肩透かし喰った感じです。

全米では公開から3時間後(!)に再製作を求める声が続出し署名活動なんかも巻き起こっていたそうです(よく知りませんが)。駄作ってほどヒドいとは思いません。が、よくある平凡なハリウッド大作だとは何度も思いました…。
こんなこというとアレですが、脚本はクソだったと思います!
とくに終盤が超つまらなかった…。

しかしキャラクターはけっこう好きでした、キャラクターは!

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まずハーレイ・クインがすごい(完璧な尻!)。エロいし、可愛いし、めちゃくちゃメンヘラっぽいし見た目は気が狂ってそうだしビジュアルは完璧。でも映画が始まってからは、ちょっと物足りなさを感じてしまいました…。

武器の”グッナイバット”は全然活躍しないし、終盤の戦闘シーンでは弱すぎて戦力にならないし、ただぼーっと突っ立ってたりしてクレイジーと思える瞬間もあんまりなかったです。体力・知力・尻と完璧ですが戦力としてはどうなんでしょう。彼女がチームに加わった意味がよく分からなかったりもしました。キメの殺害シーンでサクッと大ボスを撃退しちゃうんですが、彼女である必要性も感じられず…。あと、公衆の面前での生着替えは予告のまんまでした。

なので、ハーレイは全体的に、プラス100点!マイナス100点!トータル0点!みたいな感じです。良くも悪くも予想通りな感じでした。

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メンバーがみんな善人なのが最も不満な点なのですが、とくにウィルですよ!
とにかくイイヤツすぎ。

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実質の主役はウィル・スミスだったと思います。ワンショットの見せ場も多かったし、いつものように「俺の映画だ!」って感じに目立ってました。
本作では娘を愛する凄腕スナイパーを演じており、私利私欲のため人を殺す殺し屋で、序盤は跳弾でターゲットを射殺したりでカッコイイんですが、描き方がめちゃくちゃ中途半端に思えました。「悪人だぜ」とか言っているわりに、たぶんデッドショットがキャラクターの中でも最も善意で動く存在だったと思います。行動原理はすべて娘のため。極度な親バカ野郎ですよ。かといって娘原理主義ってほどいききってもおらずハーレイ・クインを撃ち落とすべき場面で、わざと弾を外してしまったり…。そこが愛情なのか友情なのか、単に情けをかけたのか分かりづらいし(アッサリ撃ち殺せばいいのに)、終盤のバトルシーンでも得意技の跳弾スナイピングを見せてくれず、ただ突っ立ってるだけの存在だったりで(ディアブロの爆死を皆で突っ立って見守る)けっこう鬱憤も溜まりました。ラストにはベタベタした親子愛を見せつけられて、ホントにもうウンザリ。結局は本作もウィルが世界を救う俺様ヒーロー映画に思えてしまいました。しかも肝心なところで活躍してくれない…。そもそもデッドショットって人を冷酷に殺してはいても根本の部分がまったく悪人でもなんでもないし、「またこれかよ」の連続でした。真偽は分かりませんが、ウィルが脚本に口を出したことでジョーカーの出演シーンが減ったとか…。あながち無くも無い話だと思います。そうだったのなら、なんか最悪です。

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「スーパーマンが善人だったから良かったけど、もしあれが悪人だったら世界終わるよね…」ということで、その対策として死刑や終身刑となって服役している悪党達を減刑と引き換えに構成員とした特殊部隊タスクフォースX、通称【スーサイド・スクワッド】を結成するアマンダ・ウォーラー(政府組織A.R.G.U.S.のトップ)。

護送されてきた凶悪犯罪者たちは首に爆弾を埋められて「逆らったら殺す」と、政府の言いなりに。
そしてバケモノ退治のため街へ移動する一同。
最初はみんな真面目に従っていたのだが…。
隙をついて早速脱走を試みるスリップノットさん!
ロープをひゅるひゅるやって壁を上っていくスリップノットさん!
・・・空中であっけなく爆死!
(画面の隅で小さく爆発して亡くなっていたので、よく見えなかった)

せめてちゃんとしっかり派手に見せてほしかったです。
まあ、レイティングとかいろいろあるのかな…。
血はほとんど出ない映画でした。

そんなことをしている間にエンチャントレスの謀略によって街の人間たちは鉄塊みたいなキモいバケモノに変貌させられてウヨウヨ増殖。それらをぶっ倒すスースクメンバー。変貌してしまった元人間たちをガツガツ蹴散らしていく。「こいつら元は人間だったのか」と気づいた瞬間は躊躇する表情を見せてもいましたが、そのあたりの葛藤は描かれてなかったと思います。
そんな人間じみた葛藤、悪人には必要ないですが!

アクションに熱いものはなく、とんでもなく平凡なものでした!
しかしカッコイイといえば、そんな気もする…。そんな感じ!

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大ボスであるエンチャントレスはサイコーでした。マジで大好きです。とくに変身前のこの黒くて汚らしいバージョンのエンチャンにもう心鷲掴まれ状態。中の人ことカーラ・デルヴィーニュさんは、プライベートでも強烈にイカれた変顔美人ってことが最近ちょっとずつ分かってきたのでファンになりつつあります…。なので、もう一度観直したい!

6373歳の古代の魔女であるエンチャントレスはジューン・ムーン博士に憑依したものの、心臓を政府に奪われ言いなりになってしまう。パッと見た感じ、呪詛感ムンムンで邪悪だし、ほとんど裸みたいな格好だし、額の月の飾りモンもイイ感じ。しかも災害レベルで大暴れしてくれます(衛星を破壊したり)。最後までわりとブレずに悪事を働いてくれたので、断トツでエンチャントレスが一番好きです。原作のコミックはまったく読んでないので細かい設定分かりませんが、彼女の目的はどうやら弟を救うこと(?)らしく、『ゴーストバスターズ』が登場しそうな地下鉄での弟大暴れを経て、ふと思いついたように「人間ってクソだし全員殺して世界終わらせる!」みたいな展開へ。それからは得意の魔力でバケモノを量産し、弟と二人で街を破壊することで政府の脅威へと成長していくのでした…。

そんな彼女をスースクがぶっ倒すって話です!
ぶっちゃけエンチャントレスが最強すぎるんですよねー、魔法使いなので…。しかし意外にも肉弾戦を挑んでいく部隊の面々。応援したい想いより、「どうやって倒すんだ…ムリだろ…」ってことで頭が埋まりました。

エンチャンの死にざまは意外とアッサリしたものでした………ドジっ子にしか見えない。グサア!!心臓ギュウウウ!!パアアアアン!!シューー・・・・

最後のバトルはチームなんだからもっと熱くなるような連携プレーとかやればいいのに、と少し思ってしまいました。でも、まあ、エンチャントレスが素敵だったからいろんなことはどうでもいいような気分にもなりましたよ。

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ありがとう、カーラ・デルヴィーニュ。

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ジョーカーは賛否あるようですが、ぼくは、あまり好きではなかったです…。もちろんカッコイイしセクシーだし半端なく美しいとは思いましたが、衝撃的なものはなかったですね。爆弾を爆発させたり銃をブッ放したりと暴れていました、しかし残酷ってほどでもなく…すいません、小物感が凄まじかったです。ヒースと比べて云々の前に映画に登場する悪役としてこれはどうなんだ?という気分でした。それに出演量も少ないですし、印象も薄っぺら。これじゃあハーレイ・クインといちゃいちゃするために出てきたようなもんです。ハーレイの紹介中にしれっと現われる最初の登場シーンも、こんな登場でいいのかよ!…と少し落ち込みそうでした。なんか全体的に重々しさというか重要人物感のない薄っぺらな殺人ピエロみたいで、オチなんか本当に最悪だし…。魅力的な悪役としては映りませんでした、残念ながら。ジョーカーが主役じゃないのは分かりますが、途中、存在する意味すら曖昧になってしまいました…。
理性も常識もぶっ飛んでるはずのジョーカーなのに、なんかフツーだな、と。

やっぱり人を残酷に殺すジョーカーが見たかったです。ただの願望です。べつに殺人シーンを直接的に見せなくてもショッキングにボンボン爆発させていく爆弾野郎でもよかった。ハーレイとの恋愛なんかは正直クソどうでもよかったし(ウィルの親子愛と同じくらいにどうでもよかった)ジョーカーが生き生きしながら悪いことやっていればそれでよかった。なので、けっこう不満です。ジョーカーさえちゃんとジョーカーしてくれていれば、ほかの悪人は気にならなかったかもしれません。むしろ、一番心血注いで大暴れさせるべきキャラだろ!と思いました。一番推してる出演者だったので、ここはすごく残念でしたね…。撮影前のメソッドっぷりが活かされたのかどうかは謎ですが、少なくとも自分はジョーカーの狂気もカリスマ性もあまり感じることができませんでした。レトくんは頑張ってましたけど…。

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面白くなりそうな瞬間は何度もあったんです。
しかし、そうなる前にフェイドアウトしていってしまうような映画でした。「もっと見せてほしい」と思うシーンは多かったです。ラストバウトでの兵士の爆死など”人死に”を映さないのは、まあしょうがないのかもしれませんが、仲間の死をないがしろにしている印象すら受けましたよ。チームで戦ってんのに結束みたいなもんは感じられなかったし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のような胸熱な展開もありませんでした。
結局この映画は何を伝えたかったんだか…。

「仲間として、ファミリーとしてひとつになろうとする”壊れた人たち”のストーリーを語りたいんだ。彼らはつながり、心を通わせることができるんだ、とね」
デヴィッド・エアー監督

(*´Д`)・・・イマイチ伝わりませんでした

あと、やっぱりジョーカーの行動が意味不明!とか、世界が終わりそうな事態の最中にバットマンは一体どこで何やってたんだ…とか、いろいろ疑問に思うことも多かったです。ということで、愚痴が止まりません!

「このキャラのここがいいよね!」みたいな、そういう部分で盛り上がるための映画なのかな、と思いました。脇のキャラも魅力的な人が多かったですし。キャプテンとかディアブロとか…。

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『ホステル』で生き残ったあいつが…
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まったく気づきませんでしたよ!

スーサイド・スクワッド エクステンデッド・エディション ブルーレイセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

『ゴーストバスターズ(2016)』感想。

オリジナルへのリスペクトを捧げつつ、新しいこともガンガンやる!
超サイコーなリブート作品だと思いました。
豪華なカメオ出演も盛りだくさん。
個人的評価:★★★★★★★★★☆
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2016年08月19日公開/116分/アメリカ/映倫:G
原題:GHOSTBUSTERS
監督:ポール・フェイグ
出演:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース、アンディ・ガルシア

<あらすじ>
コロンビア大学の物理学者エリン(クリステン・ウィグ)は、旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)が自分と共同発表した幽霊研究本を承諾もなく電子書籍化しているのを発見。憤慨して彼女の勤める大学向かうが、なぜか一緒に幽霊騒動の起きた屋敷を調査する羽目に。そこで初めて幽霊に遭遇したエリンは、アビーとその相棒ジリアン(ケイト・マッキノン)と共に喜ぶものの、それぞれ大学を解雇されてしまう。行き場をなくすも幽霊の存在を確信した三人は、超常現象の調査会社を立ち上げるが……。
(以上シネマトゥデイより)

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先行上映で観てきました。ネタバレしてます。
とにかく本当にずっとメチャクチャ楽しかった、大好きです!
世間から冷笑されていた女性たちが街の危機を救ってヒーローに!
「やったあ!オバケは実在した!」という熱量&チーム力はオリジナル越え!

主人公のクリステン・ウィグは大学に勤める物理学者なんですが、幼い頃から幽霊を信じています。しかし終身雇用契約を勝ち取るため立場上幽霊の存在を認めるような非科学的なことは死んでも言えない。
ところが、彼女は若い頃に幽霊に関する研究書を出版していたのですが、ある日その存在が上司にバレてしまう。
ネットで名前をググると簡単に著書が購入できてしまうのです。
このままでは終身雇用がダメになってしまう…ということで彼女は本の販売を止めさせるため、共同で執筆した友人メリッサ・マッカーシーの元を訪れます。

幼なじみのメリッサは研究所で働きつつ現在も幽霊の研究を続けており、本の販売が主な収入源であるらしく簡単には止まりそうにない。
そんな時、ニューヨークのある屋敷で幽霊騒ぎが起こり…。
「一緒にオバケを捕まえよう!そしたら本売るの止めてやるよ!」という展開になってしまう。しょうがなく彼女の同僚ケイト・マッキノンと三人で現場に向かうことに。で、幽霊を目撃してしまうんですね!

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初めは乗り気じゃなかったクリステンも、現場で生の幽霊を目にするとテンションが上がりまくり、もう取り乱して大騒ぎ!
「いた!オバケはやっぱり本当に存在した!」と大興奮する彼女。
記録として現場の映像はすべてカメラで撮影しているのですが、そこはやっぱりメリッサ・マッカーシー。悪びれもせずその動画をネットにアップしてしまいます。そして、それを大学の教授に見られたクリステンはあっさりとクビになってしまう。

冒頭15分くらいでこの映画が大好きになりました!
「嬉しい!」という感情がダイレクトに伝わってきた感じです。
胸が熱くなりましたよ。もういきなり泣きそうでした。
序盤はクリステン&メリッサの『ブライズメイズ』コンビが楽しかったんですが、この映画でさらに強烈だったのは彼女たち以外の二人でしたよ。

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まずは、クリス・ヘムズワース。

仕事を失った主人公たちは超常現象研究所を始めることになります。
そこで事務所の電話番を雇うのですが、最初に面接に現われたのが彼。
クリステンたちと会話をするが、話がまったく噛み合わない…。
要するに、クリス・ヘムズワースはすげえバカなんです!!
しかも、笑えるようなバカじゃなくて、ドン引きしちゃうようなバカ。
受け狙いなのかマジなのか理解しがたい度を越した天然なんです。
しかしマッチョなイケメンだから主人公たちはこいつを問題なく採用!

クリヘム面白すぎました。そんで、可愛げが凄まじい。
本作のバカ要素は全部もってった感じです。
メリッサ・マッカーシーとかまともな女性に見えるもん。
なので、ものすごくハマり役だと思いましたよ!
エンドロールなんか彼の独壇場…しつこくて面白いよ!(写真を推しすぎ)

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そして本作で一番好きな女性!ケイト・マッキノン!
彼女のことはこれまでまったく知らなかったんですが、一気にファンになりましたよ。素敵すぎ。例によってSNL出身のコメディアン。
役柄は技術者なのでおもしろガジェットをいっぱい開発してくれる楽しい人なんですけど、態度がパンクでクレイジーで超かっこいいんですね!
前半はけっこうおとなしくて、でもセリフが無くても表情が良かったりして徐々に興味が湧いていった感じです。
終盤は幽霊だらけのニューヨークを舞台にみんなでゴーストをバスターしまくっていく展開になっていくんですが、音楽が一番盛り上がる重要な見せ場は彼女のバスターシーンだったと思います!二刀流のビームがかっこよすぎて…!
もうねー、いちいちかっこいいんですよね。本作の男前担当ですよ。しかもプライベートではレズビアンっていうんだから、好印象すぎるぞ!

最後に彼女の師匠が明らかになるんですが、そこでさらにアガりました!
ケイト・マッキノンは宇宙最強の女・シガニー・ウィーバーの指導を受けていたのです。

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何と言っても本作の見どころは怒涛のカメオ出演だ!
ということで、まずは『ゴーストバスターズ』といえばこの人!マシュマロマン!(人じゃないけど)嬉しかった!ありがとう!ちゃんと殺意を感じたよ!

オリジナルメンバーは要所要所に間隔置いてちょこちょこ出てくる感じなんですが、ザッと書くと以下。
  • ビル・マーレイ(インチキ評論家)
  • ダン・エイクロイド(タクシー運転手)
  • シガニー・ウィーバー(レベッカ・ゴリン博士)
  • アーニー・ハドソン(葬儀屋)
  • アニー・ポッツ(ホテルの受付)
こんな感じですよね。ビル・マーレイはガッツリ出演してました(調子こいてたら幽霊にやっつけられたオッサン)。リック・モラニスは見逃すまいと注意して観てましたが、出てなかったんですねー。
それからハロルド・ライミスは亡くなってしまったので…。最後に追悼の言葉があり、ちょっと悲しくなりました。でもそのすぐ後にクリス・ヘムズワースの面白いダンスが全開で押し寄せてきたので、涙は粉砕されて、良かったです(笑)。

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「怪獣映画」とか「パニック映画」として見ると、ここがダメだ(人が死なない)とかいろいろあるかもしれないですが、残念ってほど酷い描写はなかったですよ。きっちりエンターテインメントしまくってる内容だと思います。最高に娯楽映画。

gb

もうとにかくずっと楽しかったんですよねー、変な小難しいこと考えず素直に観れた気がします。ただ楽しいだけ…って書くと中身カラッポみたいになっちゃうんですけど、本当に楽しいだけの映画でしたよ!
浮き沈みが少ないというか、ずっとハイ状態というか、本来沈み込むポイント(たとえば失業とか)を笑いにしていたのも良かったと思います。
後半は感謝祭とハロウィンが同時にやってきたような地獄のニューヨークへと様変わりするのですが、お祭りみたいな多幸感はずっとありました。

全体に感じたんですが、オリジナルへのリスペクトは強いと思います。
鑑賞前に漠然と「観たいなー」と思っていたものは全部見せてくれて、なおかつ期待以上のハイテンションムービーだったのでもう大満足ですよ。それからオチもすごく好きなんです。ニューヨークの夜景に泣けた!本当に泣けた!
否定され続けてきたものを、最後には認めてもらえて嬉しかった。
そんな感じで、今はケイト・マッキノンが気になってしょうがないです。


個人的に笑ったシーンベスト3
  • 幽霊の豪快な緑ゲロ。
  • 『ジョーズ』の市長になりたくないアンディ・ガルシア。
  • メリッサ・マッカーシーの『エクソシスト』オマージュ・360度首ぐるりん。
クリヘムはそこに居るだけで終始にやにや。
今回も小学生みたいな感想文になりました。

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クリステン・ウィグはゲロを2回も浴びてた、さすがだ!

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