いけにえ映画狂い

外国映画の感想文。お気に入りシーン備忘録など。ネタバレしてます!

ランキング

2017年ゲロ映画ベストテン

今年も楽しい嘔吐描写がたくさんあったのでまとめましたー。個人的な好みで選んでます。作品の出来不出来は置いといて、基本的に映画に登場するゲロに対しては全肯定の姿勢なんで全部好き。すべて最高。今年はとくにエル・ファニングが素晴らしかった。やっぱね、大事だと思いますよ、こういうシーン。観てて観客が吐き気を催す映画ではなく登場人物が実際に吐いてるほうのゲロ映画です。楽しかったな~2017年。(順位はインパクト重視でテキトーに)

※以下ネタバレあり。

選評

The Neon Demon 2016
【第1位】『ネオン・デーモン』
日本公開:2017年01月13日
製作国:アメリカ/フランス/デンマーク
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン

吐瀉物:ジェシー(エル・ファニング)の眼球
吐く人:ジジ
演者:ベラ・ヒースコート
状況:若さと美貌を兼ね備えたファッションモデルを殺害し完食する先輩方。
感想:あ~エルファニングになりたい~成分摂取したい~。わ・か・る。

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【第2位】『パーティで女の子に話しかけるには』
日本公開:2017年12月01日
製作国:アメリカ
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル

吐瀉物:不明(おかゆみたいだった)
吐く人:ザン
演者:エル・ファニング
状況:宇宙人がキスして嘔吐。
感想:いやー、もう言うことなし。最高。これが俺の願望ですよ。画像なし。

Swiss Army Man 2016
【第3位】『スイス・アーミー・マン』
日本公開:2017年09月22日
製作国:スウェーデン/アメリカ
監督:ダニエル・シュナイナート&ダニエル・クワン

吐瀉物:水
吐く人:メニー(死体)
演者:ダニエル・ラドクリフ
状況:木の下でポール・ダノが気持ちよさそうにシャワーを浴びています。
感想:序盤で飲み水として活用するのも面白かった。突発的で良い。

Kong Skull Island 2017
【第4位】『キングコング:髑髏島の巨神』
日本公開:2017年03月25日
製作国:アメリカ
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ

吐瀉物:ジャック・チャップマン少佐の遺骨
吐く人:スカル・クローラー
演者:---
状況:未消化の(?)骨を吐き出すSC。ドッグタグで仲間の死を悟る一行…。
感想:人肉を喰らった後に食い残しを吐き出す怪獣よくいるけどホント好き。

2015
【第5位】『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
日本公開:2017年05月20日
製作国:イタリア
監督:ガブリエーレ・マイネッティ

吐瀉物:放射性廃棄物
吐く人:エンツォ
演者:クラウディオ・サンタマリア
状況:誤って放射性廃棄物を全身に浴びてしまい超人化する主人公。
感想:身体変異描写としてはベタだけどこういう過程が大事だと思うんです。

T2 Trainspotting 2017
【第6位】『T2 トレインスポッティング』
日本公開:2017年04月08日
製作国:イギリス
監督:ダニー・ボイル

吐瀉物:不明
吐く人:スパッド
演者:ユエン・ブレムナー
状況:ヤク中の自殺現場に間一髪のところで駆けつける親友レントン。
感想:袋被った状態でゲロるのって珍しいんじゃないかなー? 悲惨で素敵だ。

 2 2017
【第7位】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
日本公開:2017年05月12日
製作国:アメリカ
監督:ジェームズ・ガン

吐瀉物:不明
吐く人:ベビー・グルート
演者:ヴィン・ディーゼル<声>
状況:宇宙船ジャンプの連続でゲボォ。おそらく船酔い的なやつ。
感想:可愛すぎて切り刻みたくなりましたー!!薪にくべて燃やしたい!

POPSTAR NEVER STOP NEVER STOPPING 2016
【第8位】『俺たちポップスター』
日本公開:2017年08月05日
製作国:アメリカ
監督:アキヴァ・シェイファー&ヨーマ・タコンヌ

吐瀉物:不明
吐く人:亀
演者:---
状況:ペットの亀が病気でゲーゲー吐いてます(次のカットで死ぬ)。
感想:さすがジャドアパ。亀がゲロ吐いてるのなんて初めて見たかも。新鮮。

The Wailing 2016
【第9位】『哭声/コクソン』
日本公開:2017年03月11日
製作国:韓国
監督:ナ・ホンジン

吐瀉物:血
吐く人:イルグァン
演者:ファン・ジョンミン
状況:祈祷師が鼻血&嘔吐(ほぼ吐血)。呪いでしたっけ、うろ覚え…。
感想:とにかく大量にドバドバ吐いてて豪快で景気よくて超サイコー!!

Hacksaw Ridge 2016
【第10位】『ハクソー・リッジ』
日本公開:2017年06月24日
製作国:オーストラリア/アメリカ
監督:メル・ギブソン

吐瀉物:不明
吐く人:ステルツァー大佐(本編確認してないんで違ったかも…)
演者:リチャード・ロクスバーグ
状況:前田高地に到着してすぐに現場の壮絶さを予期しての(?)嘔吐。
感想:戦場でよくあるやつ。こういうのちゃんと映してくれるのは嬉しい。

Miss Peregrine's Home for Peculiar Children 2016
【次点】『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
日本公開:2017年02月03日
製作国:アメリカ
監督:ティム・バートン

吐瀉物:酸素
吐く人:エマ・ブルーム(宙に浮く子)
演者:エラ・パーネル
状況:海底にある船内の一室を奇妙な能力で排水中。
感想:ゲロでもなんでもないんだけど(笑)。浴びたいな。

まとめ

というわけで、吐瀉物の内容ほぼ不明でした…(書く必要なかった)。今年もたくさんの嘔吐が見られて良かったです。来年もどうせ皆ドバドバ吐くんだろうな~と思ってます。なんとなく10(+1)本にしましたが、ほかにも面白い描写は何本かあったんで、気が向いたらまた書きたいです。微妙に上半期の作品に偏ってんのは画像が無かったからですね(笑)。まあ、そんな感じで、他人が苦悶の表情で何かしら吐き出していればそれはもう最高なんで、僕はゲロ描写さえあればどうだっていいんですよ映画なんて本当に………\(^o^)/

あと、ホドロフスキーにはゲロを隠すなと言いたい。

hayakugerowofuke


2017年上半期外国映画ベストテン

上半期(1月~6月)に観た映画のランキング。個人的な好みで選んでます!

Okja

新作ベストテン

  1. 『ハクソー・リッジ』
  2. 『レゴバットマン ザ・ムービー』
  3. 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
  4. 『ナイスガイズ!』
  5. 『お嬢さん』
  6. 『LOGAN/ローガン』
  7. 『グレートウォール』
  8. 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
  9. 『ジェーン・ドウの解剖』
  10. 『キングコング:髑髏島の巨神』

新作鑑賞本数は全部で47本でした(ピンク映画・短編も含む)。出来不出来は関係なしで洋画のみのランキング。基準は「好きだー!」の度合。

選評

Hacksaw Ridge
【第1位】『ハクソー・リッジ』

言いたいことはたくさんあるんですが、そういうのは感想のほうに書いたんで(たいしたことは書いてない)とりあえず「こんな映画を撮ってくれて本当にありがとうメルギブ!!」と言いたい(笑)。私生活の荒れっぷりでいろいろ問題のある人ですが、こんだけ普遍的で文句なしの傑作を撮られたらもう何も言えません…。メルギブのブレない価値観に感激したし嬉しかった。

batmanlego
【第2位】『レゴバットマン ザ・ムービー』

バットマンシリーズの最高傑作といっても過言じゃない映画だと思いました。冒頭からのド派手アクションとメタ(&くだらん)ギャグ連打、もうほとんどやりたい放題の内容。主人公の成長物語としても素晴らしいんだけど個人的には雑魚キャラが嬉しすぎたりサメ除けスプレーが嬉しすぎたりと細かい部分で大号泣。お腹いっぱいでした。こんなに「面白い」バットマン初めて見た!

jeeg
【第3位】『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

これぞ求めていたヒーロー映画!という感じ。序盤から主人公のキャラ造形が最高すぎて気持ち持ってかれました。だって毒々モンスターに変身して最初にやることがATMの破壊行為ですよ、そんで大金を盗んでプリンとAVを大人買いって…すごくわかるぞッ(共感)。そんなアホなことやりつつも「真のヒーローになる瞬間」はしっかり描かれており、終盤の暴力描写&ラストのマスクにはもう笑い泣き。悪役が徹底して外道(そしてゲイ)ってのも良かった。

the nice guys
【第4位】『ナイスガイズ!』

冒頭のシーンで少年の家にオッパイと死体が同時にやってきた瞬間、大好きな映画だと確信しました。そして最後まで期待を裏切ることなく突っ走ってくれた。ひたすら楽しかったなー。エロと暴力と笑いのバランスが抜群!!

ojosan
【第5位】『お嬢さん』

女体と隠語で織り成される圧倒的なパワープレイに終始ニコニコしたまま最後まで至福の二時間半。交わり合う裸体、ハ・ジョンウの顔芸、アブノーマルな様式美、いやーパク・チャヌク凄いぞ。レイティングの高さにも納得。お礼を言いたくなる感じの眼福映画でした~!ありがとう!まんこまんこ!!

LOGAN
【第6位】『LOGAN/ローガン』

暴力描写がとにかく最高。正直それだけで見て良かったと思えたし幼い少女に生々しい殺しをやらせたのはやっぱりエラい。まったく躊躇なくガシガシ惨殺してくれたダフネ・キーンという女優の存在も衝撃的でした。ハッキリ言うとX-MENシリーズだから完全に舐めてましたよ!ちょー面白かった(土下座)!

The Great Wall
【第7位】『グレートウォール』

「エッ??なんでそれ!?」と疑問に思う部分はいっぱいあったんですが全部面白いから許せちゃう。というか、前フリなしに派手な人死にがあるのもヌンチャクでドンドコ太鼓を打ち鳴らすのも全部「だってそのほうが面白いじゃんか!」ってことで、正しい作りの映画だと思いました。結果的に超面白い映画として成立してると思うし。ツボだったのは飛び込み台から自殺する女たち。

misspereglin
【第8位】『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』

皿に山盛りの目ん玉バクバク喰うシーンが面白かった。あと、化け物が触手で目ん玉ブッ刺して取り出すところも面白かった。臓物突っ込んで動くパペットも面白かったし、悪者が襲ってくる動機が「奇妙な子供たちの目ん玉喰いたい!」という点なのも最高に面白かった。ティム・バートン作品だからどうせ面白いんだろうなー、と思っていたら案の定面白かった。推しは後頭部の口でバクバクやる子と力強い子と燃やす子と浮かぶ子。実質1位でもいいくらい。

janedoe
【第9位】『ジェーン・ドウの解剖』

見所は人体解剖シーン…という素晴らしすぎる映画。まず、ジェーン・ドウを演じるオルウェン・ケリーが美しい。鼻血垂らして体内からハエ飛ばしてても全然問題なし。この全裸死体が画面に映ってるだけで画がもつし、これを解剖していく話なんだからもう完全に好みの内容です。断面もしっかり見せてくれるし脳も内臓も皮剥ぎも拝めて大満足。最高にグロテスクな人体解体ショー。

Kong Skull Island
【第10位】『キングコング:髑髏島の巨神』

とにかく人をバクバク喰ってガンガン殺して気色悪いバケモノがいっぱい登場する景気のよい怪獣映画。小学生向けの死にざまを全力で気合い入れて撮ってる感じがサイコーだし、人死にがいっぱいあるにも関わらず見せ方が超楽しいのであんまり湿っぽくならないところが良かったです。ジョン・C・ライリーはそこにいるだけで最高だから最高。あと、選曲も好き! マザファッッッ…

まとめ

というわけで上半期ベストテンは生首映画4本、ゲロ映画3本、おっぱい5本という結果になりました!(数がおかしいけど)

『ハードコア』は去年自分の中で殿堂入りしちゃったんで省きました、あと『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>』も別格でオールタイムベスト級なのですが、新作?という感じもちょっとして、なんか違うかなって…(個人的な感覚)。面白かったけど入れられなかったのは、『マグニフィセント・セブン』『人類遺産』『グリーンルーム』等。ワーストも思い浮かぶけど書くのは年末だけにしておきます…(´・ω・`)

一応全部順位を付けましたが1位の『ハクソー・リッジ』以外は順不同です。なので、そのうちまた順位が変動するかもしれませんが、まあ今の気持ちではこんな感じということで。ともかく、下半期も楽しみな映画は多いんで今後もマイペースに観ていきたいですねー。

The Neon Demon 2016

あと、今年は面白いゲロ描写のある映画も多かったのでそっちのランキングもそのうちやりたいな~(まったく需要はないが)!


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