いけにえ映画狂い

外国映画の感想文。お気に入りシーン備忘録など。ネタバレしてます!

アドベンチャー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想。

銀河の運命は、彼らのノリに託された!
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 70点
Guardians of the Galaxy
2017年05月12日公開/136分/アメリカ/映倫:G
原題:GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、デイヴ・バウティスタ、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ、エリザベス・デビッキ、クリス・サリヴァン、ショーン・ガン、シルヴェスター・スタローン、カート・ラッセル

観てきましたー。

熱心なアメコミ映画ファンってわけでもないし原作は読んだことないので全然詳しくないです。ジェームズ・ガンは大好き。前作は文句なしの大傑作でしたが、Vol.2は…期待しすぎたかなぁ。

Guardians of the Galaxy05

あらすじ

“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか? その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートなガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。

Guardians of the Galaxy07

感想

文句なし!傑作!ではないけど、普通に面白かったです。

ギャグ、アクション、お涙頂戴をこれでもかとガンガン詰め込んだ過剰とも思えるファンサービスてんこ盛り映画。もうおなかいっぱい、胃もたれしそう。前作はセンスの塊で文句のつけようもない大傑作でしたが今回はサービス精神の塊みたいな内容でした。普通のことやったんじゃ1作目は越えられないし「やりすぎ」くらいじゃないとダメってことでしょうね、おそらく。

Guardians of the Galaxy09

で、感想なんですが、途中までは超ノリノリで楽しかったです。だけど後半の展開は湿っぽくて苦手…という感じかなー。GotGに求めていたものは第一に「楽しさ」だったので、苦悩みたいなシリアスなもんは必要最小限でいいし、これ見よがしな涙は似合わない気がします。ロケットには堪えてほしかった。

「家族とは?」というテーマに対しての決着のつけ方も若干陳腐だし、前作に比べると熱いもの(チーム感等々)もそれほど感じられず、サントラも今回はビミョー。単に好みじゃなかっただけだと思いますが、あまり興奮できず…。シーンに合わせた歌詞にも冷めるばかりで全体的にはもっさりした印象です。ハマってんだか外してんだか分からない曲も多かった(ピンポイントで流れる『恋のバンシャガラン』とか)。ガッカリってほどではないけれど。

期待したほどではなかった、というだけです。期待値はメチャクチャ高かったので。前作クソ面白かったし、予告で今回も面白そうだったから。で、実際に観てみたら面白かったけどバランスは良くないっつうか…とにかく過剰。

Guardians of the Galaxy01

とりあえず良かったところは、タイトルバック!超サイコー!

もう正直ここが一番テンション上がりましたよ。続編映画の醍醐味中の醍醐味「アイツらが帰ってきた!」を感じられるシーン。キャラ造形は前作で完全に出来上がっちゃってるんで、いきなりのクライマックス!!っていうパターンっすねー、もう最高。ありがとうジェームズ・ガン、観てよかった…。ELOが流れている間は至福でした。大ボス級のでっかいタコが降ってくるというトンデモ展開も「こういうのが見たかったッ!!」って感じだし。タコの首元から腹までかっさばいてドロドロした液体と共に流れ出るドラックスも最高すぎ。『スリザー』感ありましたねー。

昔はひとりで孤独に踊っていたピーターですが、今回はグルートがコミカルに踊り狂います。仲間たち(という疑似家族的な存在)が巨大触手生物と死闘を繰り広げている真っ最中にひとりで音に合わせてダンシング!(基本的に空気読めないやつが空気読めない行動してる場面はすべてが笑いどころ)

夢中になってたらママ(にしか見えないガモーラ)に注意されたり、虫っぽい生物を食べようとしてロケットに叱られたりと、もう完全にガキんちょ扱い。ぶっ飛んできたドラックスによってステレオを壊されて怒る様子なんかも幼児そのもの。ベビーグルート可愛いわー!ホント反則!ぶん殴りたい!

ということで、個人的には冒頭がピークでした。

gog

どうしようもないはぐれものたちがひとつの目標に向かって超がんばる!ってところが好きだったんですが、今回は団結感をあまり感じられませんでした。みんなバラバラ。その代わりキャラクターそれぞれの内面性を深く掘り下げるような内容なんですが…1作目で完成されたキャラクターを使って(良い意味で)悪ノリして遊んでいるようなシーンが多かったです。

物語の主軸となるのは、生みの親と育ての親との間で揺れ動く息子の葛藤なので、そこ以外はもっとアッサリした描き方でもよかったような気もしました。

ガモーラとネビュラの姉妹対決は面白かったし、キャラの魅力も増したけど、本作においてはそこまで重要なものとは思えませんでした。アクションはもうちょっと削っても問題なかったと思う。あと、マンティスは生理的にムリ…。可愛い子ぶったケバいババアみたいで好きじゃなかったです…顔もキャラも。ソブリン人の艦隊をやっつけてから一人だけぶっ飛ばされるのも冷めたし。

Guardians of the Galaxy08

ドラックスは「こんなにもバカだったんだ?」ってくらいにバカ一直線だし、トロマ仕込みの悪趣味ギャグ(義眼、指、人骨、700回ジャンプでの顔面崩壊など)なんかも嬉しいは嬉しいんですが途中でダレましたよー、どうでもいいような笑いを引っぱり過ぎでクドい。さらに見せ方もベタでオーソドックスになっていて、そこも微妙。サラッと流すような笑いのままでよかったのに!

「ここ笑うとこですよ!」「ここは泣くとこ!」って副音声で言われてる気分になってしまって、こんなに懇切丁寧にやらなくてもいいのになぁ…と思いました。グルートと同年齢程度の幼児が観ても楽しめる作りなのかも…。正直、寒いギャグもいくつかあった。

本来ならカットして特典映像で見せるべきシーンもガンガン入れ込んできてる印象でした。相変わらず万人向け仕様で「誰が観ても楽しめる映画」には変わりないんだけど、過剰なサービス精神だと思いました。結末がメソメソしてるからバランスを保つためにギャグを大量にぶち込んだって感じでなんしょうが不要に思えるものが多かったです…。バカっぽい笑いは大好物なんだけど。

あと、この内容でこの上映時間はやっぱり長いと思う。

Guardians of the Galaxy06

ベビーグルートは子供らしい子供って感じで可愛さのゴリ押し状態。上目使いで目ん玉ウルウルさせちゃったりして「どうだ!可愛いだろ!」みたいな…。たしかに超絶カワイイことには間違いないんだけどさ、ちょっとこれ見よがしすぎないですか?とも少し思う。すんません…。表情変えずに静かにゲロ吐くところは素直に最高だけど!

非人であっても相手が子供なら人体破壊には配慮もあるのかなー。

Guardians_of_the_Galaxy

個人的に面白かったのは、ソブリン人が室内にこもってゲーム感覚でピコピコ戦闘してるシーン。いかにもオタクっぽくてゲーセンみたいな空間だし、やられて「チックショー!」とか騒いでる金ピカ宇宙人たちの軽めのノリもすごく良かった。あと、テープの件も好き。このへんはただの好みです。

それと、「テイザーフェイス」に笑いを堪えきれないアイーシャとか雪の中で青い絨毯の上を歩くアイーシャなどはベターな感じなんだけど…エリザベス・デビッキが超絶美しいのでスベってても無問題。踏まれたい。

ego

意思を持つ有機体”惑星”であるエゴは神に最も近い存在である天界人。息子を探すために自身の分身を作り出し銀河を旅していた人物です。そんな彼がピーターの前に現れて…という話。まあ、ピーターの父親は惑星エゴだった!ってことですよね。『惑星ソラリス』が真っ先に思い浮かぶような設定でした。

自分が天界人であることを確信したピーターはパパとの対面を素直に受け入れ『フィールド・オブ・ドリームス』のようにキャッチボールなんかをしていたわけですが、エゴが母親を殺害していたことが発覚し…。そして、銀河を巻き込む親子喧嘩へと発展していくと。

たとえ父親が相手でもキレた瞬間即殺害!みたいなピーターの戦闘スタイルはとてもカッコイイし好感しかありません。親殺しはスペオペの伝統なのか…。当り前かもですがスターウォーズとかスタートレックなんかはバンバン意識している作りだと思います、全体的に。

kurt russel

今回もカート・ラッセルは超かっこいいオジサンでした(凶悪な)。

最初は善人として登場させておいて「実は悪役でしたー!」ってことなんだと思うんだけど、そもそもイイ人には見えませんでしたよ。だって演じてるのがカート・ラッセルだし。人殺しの顔でしょ。なので登場の時点でヴィラン感はムンムン!

そして、親と子のド派手な殺し合いが始まります…。

終盤のバトルは王道中の王道(なのかな?)。大バジェットのアクション映画でよく見るやつ、というよりは少年漫画っぽかったです。けっこうバカっぽい空中戦で空気感のギャップも含めて楽しめました。結局はサイコパスな役回りなのでキャスティングは正解だと思います、エゴ。

カート・ラッセルの最後は崩れ落ちるような死にざまが素敵でした。愛した女にわざわざ脳腫瘍を埋め込んで殺すっていうエピソードも好き。あと、(我が子たちの?)人骨の山もテンション上がりましたねー。残酷なショック映像は少なかったけど悪趣味なセンスは前作よりも炸裂してるのかも。出生の秘密を解説する件は少し退屈だったかなーという気がしないでもないです。

Guardians of the Galaxy03

1作目をはるかに上回るカラフルな世界観で、爆発なんかも超ド派手。CGは文句なしによくできていると思います。けど、画面内でものすごいことが起こっていてもそうは感じられないのは何なんでしょう。既視感のある映像だからなのか、特別な新鮮味はあまり感じられず…。たしかに凄い映像なんだけど、慣れちゃったのかなー。ミラノ号の戦闘シーン以降がとくに。

nightrider

デヴィッド・ハッセルホフの登場シーンはどれも笑えた。出オチ。

showngun

一番好きだったキャラクターは、マイケル・ルーカー演じるヨンドゥでした(みんなそうだと思うけど!)。本作の主役…は言い過ぎだけど、ヨンドゥの映画だと言っても過言じゃないくらいの扱いでした。ぶっちゃけ死んでほしくなかったなー。けど、まあ、妥当な結末なのかなと。

ロケットの「失う仲間はひとりで充分だ」みたいなセリフもヨンドゥを仲間だと認めた上での言葉であり、ピーターを必ず救うという信頼感があったからこそ出たもので、前作では「仲間と痛みを分かち合う」というクライマックスで笑い泣き状態になったんですが、今回彼らが共有する痛みは「ヨンドゥの死」だったんだと思います。さすがにノリだけじゃ銀河は救えないっすよねー。

ヨンドゥに「俺はメリー・ポピンズだ!」と言わせちゃうのもすごく上手いと思いました。もちろん地球の映画なんて知らないはずの人物なので、ここでの対応は清々しかったです。ピーターも内心では真の父親はヨンドゥだと認めていたってことですよね、たぶん。ヨンドゥとの永遠の別れを暗喩するという意味での『メリー・ポピンズ』でもあったと思います。個人的にはここがVol.2一番の名シーンかな。

Guardians of the Galaxy04

死体の雨を降らせる大量殺戮シーンも最高に気持ち良かった。

Guardians of the Galaxy10

ということで文句多めになっちゃったけど、けっこう楽しかった。

前作ほどはワクワクする気持ちになれなかったのと、ラストはめそめそ(ってほどでもないけど)泣いてんじゃねーよ!ってことで、非哀感が漂うシーンがアレだったので個人的には70点。ただ、自分が観たMCU作品の中ではかなり上位にランクインする面白さでした(何の説得力も無さそうだけど)。

ヨンドゥの死とピーターの走馬燈(しかも無音)のコンボだけでファンは泣き叫ぶに決まってますよねー。なので、まあ、良かった…。3作目もガンちゃんが監督・脚本なので次回も懲りずに期待したいです。

それとこれは好みの問題かもしれませんが「家族とは?」や「親の死」よりも「家族が形成されるまでの物語」のほうが何倍も魅力的なわけで…うん。

stanlee

最後は明るく笑いとばしてくれたけど大オチはハッキリ言って切れ味悪すぎ。エンドロールの入り方もエンドロール中の演出もダラダラしすぎだし、惰性のように、しかも断片的に続く見せ方はあまり好きではないです。おそらく観客を最後まで椅子に座らせ続けるためのやり方なんでしょうが、こういうの見ると毎回「予告は他でやってください」と思ってしまうし、次作の伏線を今やるのもどうなの?という感じ。パッと終わって余韻…じゃダメなんでしょうか。良くも悪くも「まだ終わってない感覚」になりました…。このあたりは今作に限らずコレ系の映画で頻繁に感じるやつですが。

どうでもいいけどスタン・リー長いな。すごいな。

guns

ガン監督の両親も出演してたようですね(言われないと気づかない)。

chonpa

スペースオペラのお約束【腕チョンパ】は今回なし、残念!


↑予告

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『パッセンジャー』感想。

90年早く目覚めた2人の壮絶な運命――。
映画史に残るスペース・スペクタル・ロマン(!?)。
個人的評価:★★★★★☆☆☆☆☆ 50点
Passengers
2017年03月24日公開/116分/アメリカ/映倫:G
原題:PASSENGERS
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット、マイケル・シーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア

モルテン・ティルドゥム監督の新作なので鑑賞。

うーん、かなり荒唐無稽でメチャクチャな話でした。そんなに嫌いでもないんですが…かといって良作とは思えないし、ほとんどバカ映画(悪い意味で)。デートムービーっぽい王道のSFラブロマンスですよねー。脚本はグーパンチでツッコミ入れたい感じ(笑)。残念。

Passengers09

あらすじ

近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客のうちエンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。絶望的な状況を打破しようとする二人は、次第に思いを寄せ合うものの、予期せぬ困難が立ちはだかり……。
(以上シネマトゥデイより)

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感想

ベタというよりは陳腐って感じ。「宇宙で孤独」という古典的なテーマなので物語への既視感が強かったです。なんか見たことあるなーってシーンの連続。映像はそこそこキレイだったし後半のツイスト部分なんかには驚かされたりもして全体的にはそこそこ面白かったんですが、平凡な映画だと思いました…。

ツッコミどころの多い内容だし結末に対しての薄っぺらさなども感じてしまい普遍的で重々しいテーマのわりにはノリが軽い…。登場人物の行動には納得のいかない部分も多かったです。終盤は都合の良すぎる展開がヤバかったー。

Passengers04

もしも冬眠中に目覚めちゃったら!という一発ギャグみたいなツカミで始まり「あれ?起きたの俺だけ?エッ?みんなまだ寝てる!到着地まで90年もかかるって…マジかよ。死ぬまで宇宙船の中で過ごさないといけないじゃんオレ…。二度寝もムリそうだし、孤独すぎて死にたい…ううう、寂しいよー。もう自殺しようかな…宇宙空間ちょー怖ええええ。あっ!イイ女がいるッ!好きだー!起こそうかなあ…うーん(ウジウジ)いや、ダメだ!」と葛藤する主人公。

Passengers03

予告では「二人だけが目覚めてしまった!」と思わせているのですが、実際に冬眠から目覚めてしまったのは主人公ただ一人。なぜそんなことになったのかというと、移住惑星への移動中に運悪く宇宙船が隕石と衝突してしまい、その結果システムに異常が発生したため。それによって主人公の冷凍ポッドだけが開いてしまい、「起きたのオレだけかよ!」という状態に。

船内での娯楽は、酒とダンスとバスケと映画鑑賞(?)くらいだったと思います。貧乏エンジニアなので飯は一番安い残飯みたいなやつ。自分の今いる状況を理解して絶望し、寂しすぎてニートみたいになっちゃうクリプラ…。

Passengers10

自殺の方法は、宇宙ならでは!という感じ。

Passengers11

ジェニファー・ローレンスの寝顔に一目惚れしたクリプラは、手始めに彼女のデータを漁って大興奮。夢を語るオーロラの動画をオカズに飯食ってたりするのでホントもうすごい…。この状況で自慰行為描写を排する不自然さは激しく引っかかったけど、万人向け映画だしそれはしょうがないのかなー。一番強く感じたのは孤独云々より性的欲求でした!

ヒロイン・オーロラを発見した主人公は唯一の話し相手であるロボットに相談しながら起こすべきか否か悩みます。目覚めさせてしまえば自分と同じように船内で一生を終えることになってしまう。そのため「ダメだ!絶対ダメ!」と思いながら一年以上も孤独な生活に耐えることに…。

Passengers07

しかし、ついには想いを断ち切ることが出来ずに彼女を目覚めさせてしまう。

そして、起こしたことは彼女にバラさずに仲良くなっていく姑息なクリプラ。葛藤する描写は弱かった気がします。もっと厳しくしてもよかったと思う…。予告の時点でジェニファー・ローレンスが目覚めることは既に知ってしまっていたので「起こすの?起こさないの?」というドキドキ感はとくにありませんでした…。

他に誰もいない状況なので二人の恋愛はトントン拍子に進んでいき、気づけばラブラブ状態。一人で宇宙空間へ出た時は絶望で涙を流した主人公でしたが、今度はオーロラと二人で宇宙服に着替えて無重力での遊泳デートを堪能。壮大な宇宙の星々を見て彼女が感動しているタイミングであっさりと口説き落とすことに成功し、彼氏彼女になったら即セックスという流れ…!

キスシーンで宇宙服が邪魔になって「キスしづらいな…」と思った直後に全部脱ぎ捨てて全裸で抱き合ってるのとかすごく好きでした。

Passengers12

ヒロインは文学系の知的ドスケベ(にしか見えなかった!)。ただ、濡れ場は見せ場としては弱いし乳首も隠してるので30点。カメラアングルが残念。

セックスしてからラブラブなデートを重ね、出合ってからさらに一年が経った彼女の誕生日に愛の告白をしようとする主人公。しかし、そんな最悪のタイミングで隠し事がバレてしまう…というラブコメお約束のパターン。

目覚めさせたことがバレるシーンは「愛した男は自分のストーカーだった!」みたいな感じで最高だし、貧乏エンジニアが美味い朝飯を奢ってもらうシーンなんかは女に養ってもらうヒモ感があって良かったです。

かっこつけてシリアスぶった演出してないで思い切ってコメディにしちゃえばよかったんじゃないかなーって思いました。笑いになるシーンを台無しにしていた印象です。もったいない!

予告を見て最初に連想したのは下の動画とか↓



題材が古典的なので元ネタありそうですよねー。

Passengers02

密閉空間でロボットしか話し相手がいない状況は『月に囚われた男』、宇宙で孤独ってのは『オデッセイ』、宇宙空間でのダンスは『WALL・E』、二人だけの世界ってのは『惑星ソラリス』、終盤で主人公が一躍ヒーローになるのは『アルマゲドン』(?)からの『ゼロ・グラビティ』の宇宙遊泳、最後の植物は『サイレント・ランニング』!?(ただの思い込みの羅列ですが)

とにかくもうSF要素テンコ盛りで、いろいろと連想してしまって新鮮味は全く感じられませんでした。宇宙という限定された空間だから意図せずカブってしまう部分もあると思うのでそれはべつにいいんですけど、そういうものと比較するとテーマに対しての回答も人物の描き方も浅すぎて…中途半端。

shining

密閉空間で頭がおかしくなる男というシュチュエーションは『シャイニング』を意識していたのだと思います。バーテンダーの服装なんかは完コピしているし、有名な床の柄なんかも再現してました…。つまり、クリプラがヒロインを目覚めさせたのは気が狂ったゆえの行動ってことでしょうか?

個人的にはもっと強烈なインパクトがほしかったです。狂気が足りない…。

Passengers05

唯一斬新だと思ったのはプールのシーン。

システム異常によって無重力装置にも不具合が発生し、ジェニファーが船内のプールで泳いでいると突然無重力になってしまい、軽く溺れます(笑)。

映画で登場するプールはなんとなく不吉なイメージがあっていつも注目してるんですが、これは面白くて好きでしたよー。なかなか見ない状況だし水の表現も良かった。気を抜いてる時に突如襲ってくる恐怖って見てて楽しいですね。他の二人との対比もうまくいっていたしローレンス・フィッシュバーンの浮かなさ加減はちょっと笑いました。怖さは感じませんでしたが…。

Passengers06

後半に入ってから3人目が起床します。これも宇宙船のシステムの不具合で。このへんからご都合主義がヒートアップ!

「え…3人目が登場するの!?」ってことで最初はテンション上がりました。しかし最終的にはローレンス・フィッシュバーンの使い勝手が良すぎて失笑。正直、この人はパスコードを教えてくれるだけの存在だったと思います。で、果たすべき役目を終えたら死んでいく…。使い捨て感ハンパナカッタ。

本作に登場するキャラクターは、バカップルとロボットとパスコードおじさんの4人だけ。大オチでアンディ・ガルシアなんかも登場しますが、カメオ出演だしセリフもなかったと思います。

Passengers13

その後、不具合の原因を探るべく調査を開始する二人…。宇宙船にデカい穴(2年前に破損したやつ)が開いていることにようやく気付いた彼らは人力でお手軽に修復してしまう。スゴイ。

さらに調べてみるとリアクター(原子炉?)が大変なことになっており正常に戻すためには船外に出て手動で扉を開けて排熱しなければならない。さもなければ乗客<パッセンジャー>の命が危険に…!というややムリヤリな展開…。

「オレの命なんかどうだっていい!大切なのは5000人の命を救うことだ!」

クリプラは汚名返上のため立ち上がり、溶ける覚悟で船外活動。ここで燃え尽きて死ぬのか…と思ったら意外と強度抜群の宇宙服で熱に耐えてしまい、瀕死状態で不具合の修復に成功。さらにオーロラの助けにより宇宙空間をスイスイ泳いで帰還。しかし、力尽きたクリプラは死んでしまう…。

Passengers14

「孤独になるのは絶対イヤ~」って感じで泣き叫びながらオーロラは死亡したクリプラの蘇生に挑戦。船内に連れ帰り人体蘇生装置で生き返らせようとしたところ、ハイテク機器によって案外簡単に復活してしまうクリプラ…。

「おおー!死ななかった!…え、結局死ぬんかい!と思ったら生き返った!」と、心の中で叫んでいるうちにクライマックスは終わりました…。

監督はどうしてもジェニファーをタンクトップ姿にしたかったようですね。

Passengers16

さらにその後、冷凍睡眠のポッドが使用可能に…!(爆笑)

「調べたらやっぱり冬眠できるっぽいけど…どうするぅ?」

「現在を選ぶ?未来にする?」とヒロインに新たな選択肢が!


・・・もうどうでもいいよッ!マジで勝手にやってろって感じでした!

Passengers08

オチでのヒロインの選択も理解できませんでしたよ。「アンタのしたことってほとんど殺人と一緒よ!」という気持ちを貫いてほしかった。クリプラが起きて、さらに誰かを起こさないと一人ではどうにもならず…おそらく結果的には全員死んでいたんだろうし言いたいことは分かるんだけど、都合良すぎ。

もし自分がオーロラだったらクリプラに「ありがとう、あなたはヒーローよ」とか言い残して速攻ポッドに入って未来に飛びますねー。船内暇そうだし。

ハッキリ言って過度な救済は面白くないし、最終的には二人とも頭オカシイ人にしか見えませんでした。主人公に対して甘すぎる。

Morten Tyldum

というわけで、あんまり面白くなかったです!

『イミテーション・ゲーム』を撮った監督の作品とは信じられないくらい酷い出来。…と思っていたんですが、脚本が『プロメテウス』の人と知ってすべて納得。ジョン・スペイツは要注意っすね(個人的なブラックリストに追加)。

キャラクターに都合が良いってのもあるんですが、作家にとっての都合の良さが見え見えで…それがイヤ(気に食わない)でした!

起承転結がハッキリしていて話が分かりやすいのは良いんですが、展開してからの流れがどれもこれも予定調和なので盛り上がりに欠けるし平坦なイメージが強かったです。孤独になったことの絶望も二人でいることの幸福も過剰さがほとんどなくて退屈だし、ノレそうでノレずにモヤモヤしたまま終了…。

Passengers15

ツッコミどころとはまた別に、若干気になる点もいくつか残ったまま終わってしまいました。地球に送ったメッセージは55年後に返信があったのか?等々。

なので消化不良感もスゴイ…。伏線っぽいもんを散りばめておいて回収せずに終わる気持ちの悪さ…。ダメ。暫定ワースト。

speed

オーロラの病名:ストックホルム症候群


↑予告


『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』感想。

面白かったのは終盤だけでした。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆☆ 60点
rogueone
2016年12月16日公開/133分/アメリカ/映倫:G
原題:ROGUE ONE A STAR WARS STORY
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディック、チアン・ウェン、リズ・アーメッド、フォレスト・ウィテカー、ジェームズ・アール・ジョーンズ

単体の作品として観ると、正直あまり楽しめないような気がします。あくまでもファンに向けて作られた映画という印象です。なので、最低でもEP4の『新たなる希望』は観てないとキツいかなと思います。なんだか当然のことを書いてるような気がしますが…。

とりあえず初日に観てきました。映画館が開く前から長蛇の行列ができていて、スターウォーズの人気っぷりを改めて実感できた気がします。旧三部作はかなり好きですが、オールタイムベストには入らない感じなので熱心なファンとは言えないと思います…。素人の感想文です。ネタバレしてます。あんまり褒めてません。ごめんなさい。

rogueone_onesheeta

<あらすじ>
帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)は反乱軍に加わり、あるミッションを下される。それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ無謀なものであった。彼女を筆頭に、キャシアン(ディエゴ・ルナ)、チアルート(ドニー・イェン)、ベイズ(チアン・ウェン)、ボーティー(リズ・アーメッド)といったメンバーで極秘部隊ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動するが……。
(以上シネマトゥデイより)

4

1977年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の冒頭で語られた一文を映像化した作品です。「デス・スターの設計図を帝国軍から盗み出すために大勢の犠牲が出ました…」ということで「いったいどんな壮絶な犠牲が!?」と、公開前から楽しみにしていたのですが…。

rogueone7

どちらかというと不満な部分のほうが多かったです。オチは最高だったんですが、そこに行き着くまでの過程がつまらなすぎました。まずイライラしたのが「帝国軍が持つデス・スターの設計図を反乱軍のはぐれ者たちが奪いに行く」というミッション、これに辿り着くまでがあまりにも長すぎることです。前半100分くらい(!)はまったくテンションが上がらず、重要な任務開始までの話が退屈すぎました…。盛り上がったのはラストだけという印象です…。途中までは予定調和な意味づけ作業のようなかったるさが強くて、好きなシーンもあるにはあったしアガるシーンではアガったのですが、全体としては単純に「つまんない映画だなあ」と…。

盗んだ設計図の情報が入ったディスクをバトンリレーのように渡していって、最後の最後でレイア姫がそれを受け取って終わり…なんですが、ここが一番の盛り上がりどころってのはどうかと思いましたよ。そりゃ感動するし鳥肌もんだけど、肝心の「帝国軍から設計図を奪い出すシーン」がイマイチ面白くないというのがとても残念です。ラストが良ければあとはどうでもいい!というような気分にもなれないし、誰もが思い描いていたラストだとも思うので予想外な驚きなどはありませんでした。前情報として”『新たなる希望』の10分前までを描く”ということは知っていたので「どうなるの?どうなるの?」というようなハラハラする感覚もありませんでした。”設計図を盗み出す”という重要なシークエンスを見ずにオチだけ見ても感動していた気がします(それは、まあいいんですが…)。

すでに結末がどうなるのかは知っているし予想通りではあるんですが、それでも震えちゃうのはやっぱり『新たなる希望』が偉大すぎるからで、そのため、「そりゃ感動するでしょ!」っていう想いも強くて、そこをラストに持ってくるってのは…いや、しょうがないと思うんですが、やっぱりなんかズルい作りだなあと思いますよ。めちゃくちゃ感動はしちゃうんですけど(笑)。でも、なんとなくEP4の魅力に頼りすぎてる感じがするし、楽しめたのは全部EP4ありき!とも思えるので、どうなんでしょう…。結末を知っているからこそ楽しめるのは当然ですが、なんだかモヤモヤします…。

gorira

ちゃんとゴリラっぽかった。(CG)

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最も不満な点は、キャラクターに魅力が無さすぎるところでした。ローグ・ワンのメンバーは一人また一人と死んでいくんですが、正直もう誰が死んだってホントどうでもよかったです。キャラクターへの愛情がほとんど湧きませんでした。それぞれの個性が分かりづらかったし描き足りなかったと思います…。死にゆく者たちの話なんだから人物描写も重要な部分だと思うし、ここはかなりダメだったような気がします。キャラクターが登場してすぐに好きになれた『フォースの覚醒』とは大違い。とくに主人公ジンとキャシアンが魅力的とは思えない…。脇のキャラのほうがまだ目立ってましたよ。

終盤は画的に盛り上がるシーンが続くのに、仲間の死にまったく感動できないのが残念でした。「ここは感動して泣くべき場面なんだろうなあ…」ってのは理解できるんですが、全然グッとこず。正直、名前が覚えられないまま死んでいったメンバーなんかもいたりして(これは自分が悪いのかも)、死に方なんかもそれぞれつまらなかったですし、感動的にキスして死ぬにしてもあの演出はどうかと思いましたよ!(映像は美しいけども)

全体的に雰囲気が暗すぎたと思います。画面全体が終始暗めだし、登場人物たちも覇気がなく暗い集団に思えました。ミリタリー色が強すぎるのも、あまりノレませんでした(そういうのが好きな人には嬉しいのかもしれませんが)。キモい触手のクリーチャーが登場するシーンなんかは面白かったし、個人的にはファンタジーの要素をもう少し多めに取り入れてほしかったです。

チームものとしては最悪でした。皆それぞれバラバラに決断し死んでいってしまうし、主人公の成長も自己中心的なものに感じられました。一致団結感も感じなかったし、ローグ・ワンのメンバーが死んだ後の名も無き兵士たちのバトンリレーのほうが結束力を感じたくらいです…。

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ほとんど愛着を感じなかったキャラクターの中でも一番最悪だったのがフォレスト・ウィテカー演じるソウ・ゲレラですよ。コイツはもう大嫌いでした…。さっさと死んでほしかったです。説明的なセリフが多いし、ダラダラ話すし、演出も感動を煽るようなもので、話を呑みこんでいるいる最中に感情を押しつけられるような不快感がありました。お涙頂戴シーンの劇伴は無駄に重々しくて湿っぽい感じだし…。基本的に音楽は無駄に長々と使いすぎだし過剰に感傷的な感じがしました。ウィテカー出演シーンはマジで見ているのが苦痛でしたよ。あってもいいけどせめてもうちょっと短縮してほしかった。フォレスト・ウィテカーが善人って…タイプキャストすぎだし。演技はべつに文句もないんですが、こういうキャラクターは苦手です。不必要にも思えました。

rogueone4

戦争映画を意識したような見せ方だからこそ不満が大きいのかもしれません。浜辺での戦闘は『プライベート・ライアン』だし、空撮は『地獄の黙示録』でしょう。他にも参考にしていた戦争映画は多かったようです(『大列車作戦』など)。こういう名作を想起させるような画的なリアリティがあるにも関わらず肝心な死にざまがほとんど描かれないので物足りなさが半端なかったです。爆発に巻き込まれれた=死というのは理解できるしレイティングなんかもあってしょうがないとは思いますが、ちょっとガッカリでした…。

”感動げ”な音楽で雰囲気だけ盛り上げてるのがさらに腹立たしかったです。リアルな戦争映画を意識するのならドン引きするような過激さがもう少しあってもよかったような気がします。かなり中途半端に思えました。中東っぽい市街戦もSW世界の出来事とは思えなくて、町並みが変に現実世界とリンクしてしまっているためかストームトルーパー(相変わらず弱い)が爆発でバンバン吹っ飛ぶのも浜辺で倒れているのも逆に嘘臭さが際立って見えました。せめてバラバラに砕け散るとか中の人の肉片が飛び散るとかそういうのダメなのかなー(個人的にはそういうほうが好み)。戦場の泥臭さを派手な爆発で誤魔化しているような気がして、ちょっとノリきれなかったですねー。戦争映画を意識しまくっているだけにキレイに浜辺で寝転がってるトルーパーたちが不自然に浮いて見えてしまいました。

rogueone9

文句ばかり書いちゃいましたが、空中戦(宇宙戦?)はSW史上一番かっこよかったと思います。本気で最高。ちょっと言葉で説明できそうにないんですが…とにかく興奮しました。Xウィング!Yウィング!TIEファイター!スター・デストロイヤー!もうテンション上がりっぱなし!こういうのを前半でも見せてほしかった!シールド上に撃墜された機体が横滑りするシーンなんかも最高だし!それからイオン魚雷も良かった!Uウイング(?)は初めて見ました!あと、散々言われてると思いますが、デス・スターが超デカい!とにかく巨大!視覚的な恐ろしさが強烈で、このへんはホントに全部最高!やっぱこれEP4大好きな人に向けて作られた映画だと思いますよ。

darsve

暗闇から現れるダースベイダーは最強すぎて笑う。

gyares

ギャレス・エドワーズの映画は、初監督作の『モンスターズ/地球外生命体』がすごく好きで、その後『ゴジラ』を観てガッカリし、今回も微妙な感想になりました。うーん、もう苦手かもしれない…。とくに今回の感動演出は吐き気が出るくらいイヤでした…。その際の劇伴も最悪だったし、「無音でいいのに…」と思う場面でクドクドしい音楽が流れていたりして、音楽はホントに好みじゃなかったです。「もしこれがジョン・ウィリアムズだったらなぁ」とか何回も考えちゃいました、どうしようもないんですけど…。

そんな感じで全体的にはあんまり面白くなかったです、すいません…。やっぱり前半の話のつまらなさが後を引いてしまい、終盤でなんとか盛り返したもののエンタメ映画としてはどうなんだろう?と思うし、個人的にも普通(以下かも)という印象です。細かい部分をオタク的に楽しむにはいいかもしれませんが、自分は気づけていない小ネタが多かったですし、なんとなく分かりづらかったような気もします。とりあえずもう一度見直したいですけど、いやー、でも、やっぱり無駄が多いっていうのか、長すぎましたよ!もっと削ってもよかったんじゃないか前半!

映像は序盤からめちゃくちゃかっこよかったんですよ、笑っちゃうくらい美しくて…圧倒されました。それだけに話の退屈さがもどかしくてしょうがないんです。良いところもあるし酷いところもいっぱいある、そんな映画だと思います。賛否両論な映画なんじゃないのかな…。「夢と希望に満ち溢れた明るいSFファンタジー」を期待していると、暗すぎてビックリするかもしれません。スピンオフだし、これくらいギャップがあっても問題ない、むしろこのほうが「俺たちのスターウォーズだ!」という意見もあるみたいで、どうなんでしょう…。映画としての出来は大絶賛するにはキビしいと思いましたよ。

K-2SO

K-2SOの最期は期待していただけにガッカリ…。泣けない!

turkin

ターキン総督を演じたピーター・カッシング(1994年没)をCG技術で蘇生させたところには本気でビビりました。ここに関してはギャレスに「ありがとう」と叫びたい気分です。他にもR2-D2とC-3POのカメオ出演などもあり、レッドリーダーとゴールドリーダーの登場なんかはただただ嬉しかったです(正直これはまったく予想していませんでした)。

rogueone2

最後にドニーさんですが、カッコイイっていうか…面白かったです。「我はフォースと共にあり、フォースは我と共にある」とブツブツ唱えながら歩くドニーさん。激戦のド真ん中に設置してあるマスタースイッチまでスタスタ歩いていくシーンの「感動して泣いてください」という意図は理解できますが、逆に爆笑シーンになっちゃってるのがスゴイ!!(誰かに怒られそうで怖いなー)そこまでは盲人なのに盲人っぽくなかったドニーさんが急に盲人っぽい手探りの歩きになっちゃうのがホントにおかしくて…しかしアッサリ死亡。もしかしてフォースに目覚めたということなんでしょうか!?難しかったなー。


おしまい



↑予告↓



観てる間ずっと眠たかったです。

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