いけにえ映画狂い

外国映画の感想文。お気に入りシーン備忘録など。ネタバレしてます!

ホラー

『新感染 ファイナル・エクスプレス』感想。

韓国初の(!?)ゾムビ映画!ちょー最高でした!!ゾンビ特急釜山行!!
個人的評価:★★★★★★★★★★☆ 90点
TrainToBusan
2017年夏公開/115分/韓国/映倫:G
原題:부산행
英題:TRAIN TO BUSAN
監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、チョン・ユミ

オチまでネタバレしちゃってるので未見の方は読まないでください!

輸入盤を自宅鑑賞。『アイ アム ア ヒーロー』の韓国版(?)みたいな噂から興味を持って観たのですが……いや、こっちのほうが全然スゴイでしょ!って感じでした(比べる必要もないですが)。とにかくメチャクチャ面白かった!またまとまりのない感想をダラダラと書いてます…。

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肉喰わせろ!な表情がとても良い。

あらすじ

普段は仕事ばかりで娘にかまってやれない主人公・ソクは、妻と別居しており疎遠状態。娘・スアンの誕生日にプレゼントをあげるものの、すでに持っているWiiを買ってきてしまう…。娘のことをちっとも見れていないダメなパパ。そんな父親に対しスアンは「母親に会いたい」とせがみます。ソクは(プレゼントに失敗した)後ろめたさからか、娘のため二人が住むソウルから釜山へと向かうことに。しかしその頃、街では感染した者を凶暴化させる謎のウイルスが蔓延し始めており、親子が乗った”釜山行き”のKTXにもひとりのゾンビ少女が乗りこんでいた…。列車の中でどんどん増殖していく感染者たち…。もはや安全な場所は釜山しかないのだ!親子は無事に生きて辿り着けるのか!?

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感想

最高。自分が今年観た新作の中では一番好きかも。全体的にずっと面白かったんですが、描写がアドレナリン全開なのでボーッと見てても楽しめると思います。意味が分からなかったりモヤモヤするようなこともなく、何も考えずとも勝手に全力で楽しませてくれるような映画です。楽でした(笑)。

ストーリー展開が面白いし演出の吸引力も凄まじくて、終始引き込まれていた感じです。ダルい場面もほぼなくずっとハラハラドキドキで、ホントに楽しくて、二時間があっという間。『釜山行き(原題)』なので「釜山に行くんだろうなあ…」とは思っていたんですが、釜山に行くんですよね、うん…。目的は釜山へ行くこと!生きて釜山へ行くこと!そこの単純さも超イイ!

個人的には結末にヤラれました。観る前はまったく予想していなかったんですが、しっかりキッチリ泣かせてくれます。お涙頂戴っぽい映画って苦手なんですけどね、オチのつけ方は…ぶっちゃけお涙頂戴だと思いましたよ~(笑)。本気で泣かしにかかってます。けど、「泣け!ほら!泣け!」っていうような観客に対しての押しつけがましさはあまり感じなかったし、まったく不快じゃないというか好きな見せ方でした。なんていうか…上手い。結末以外もすごく楽しい映画なんですが、うーん、やっぱりオチのトンネルが最高すぎて…!

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とりあえずアバンタイトルから不穏でイイ感じだし、ゾンビが登場してからはニヤニヤしちゃうことの連続。とにかく分かりやすい。あと、緩急のつけ方も上手かったと思います。映画が始まって15分くらいで列車は出発し、そこから基本的には全力疾走でノンストップな展開ですが、要所要所でしっかりとしたタメもある。しかし勢いのあるテンションはまったく緩めず、むしろガンガン加速していく感じ。乗り物パニックものとしても面白いと思います。KTX発車直前に「すでに何かが始まっている」ということを見せるのも丁寧だなあと思いました。もう褒めるシーンしか思い浮かばないくらい好きですわー。

「ちゃんと臓物見せろ!」とか「サービスおっぱいは?」とかいうゾンビ映画に求める個人的な願望もどうでもよくなりましたよ…。面白すぎて。

(なんか褒めすぎると「たいしたことなかった」とか言われそうで怖いけど)

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ぷぎゃーーー!!!!

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ゾンビは走るゾンビでした。表情に腹ペコ感があるし「喰うぞおおお!」って感じがすごく良い。みんなとにかく元気イッパイだし、なんとなく活きのいいトビウオみたいな動きしてましたよ。ちなみに、”ゾンビ”という言葉は一度も出てこなかったと思います、たぶん。

デジョン駅に群がるゾンビ軍が、もう最高で…。ガラスなんか突き破ってボンボン降ってくるし、腕がぐにゃんぐにゃんになっても食欲旺盛。軍隊ゾンビの山盛り状態も見せてくれたし画的にも楽しかったです。

人体破壊描写は控えめだったと思います。派手な血しぶきもないし、臓物引きずり出すような目を覆いたくなる残酷シーンもありません。おそらく大衆娯楽としてのゾンビ映画を製作したのだと思うので、そのへんはしょうがないのかなと思います。個人的にはそういう過激な描写があったほうが嬉しかった気もしますが、そのぶんゾンビの動きはパッキパキだし、テンポの良すぎる勢いもあって、まあ、あんまり気になりませんでした。誰にでも薦められそうな映画であり、よくできた娯楽エンタメって感じの印象が強かったです。

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パニック映画のお約束といえると思うのですが、非日常的な緊急事態に陥ったことでそれまで信じていたものが無力化してしまうところもちゃんと描かれていました。逆に、思いもよらぬものが役だったり…。そのため主人公は両腕にガムテープを巻いて死に物狂いでの戦闘に身を投じていくことになるのです。

ゾンビの設定は、分かりやすかったと思います。まず、明るい場所では視覚を頼りに動くものに攻撃してくる、それが暗闇になると視力が弱いのか音に反応してくる、という感じ。俊敏性はありますがパワーは弱めだったと思います。なので、頑張れば素手でも対抗できると。

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デジョン駅で乗客たちは一度下車することとなるのですが、軍隊がすでに壊滅しておりゾンビ軍団となっていたため、再び同じKTXに乗車します。しかし、お互いの大事な人と離れ離れになってしまう。3人が飛び乗った車両は9号車。スマホで連絡を取り合い、スアンたちが13号車の洗面所に非難したことを知るが、周りにはゾンビがうようよいて身動きが取れない。そんな彼女たちを救出するために男たちは簡易武装で立ち上がるのでしたー。

作戦の内容は、とりあえずゾンビをやっつけながら13号車に向かい、その後、ゾンビをやっつけながら安全な15号車まで逃げるというもの(超単純)。

これから闘いに向かう前の戦闘準備って映画でよく描かれると思うんですが、こういうシーンあると個人的には嬉しいんですよねー。「もうやるしかねえぞ!」みたいなピリピリした空気感が最高だし、バラバラに行動していた3人の男たちがひとつの目標に向かって協力し合っていくこの感じ…アガる。

時間がないから手元にあるものを利用して急いで武装するんですが、マ・ドンソクは素手でゾンビとやりあうんですよね、かっこよすぎました。途中、野球部の青年はゾンビになってしてしまった元野球部のチームメイトと対峙し、彼らを攻撃できない葛藤などを乗り越えて成長していきます(逃げてたけど)。

アメリカ産ゾンビ映画とは違って列車での攻防には銃が登場しません。それが作品の個性を際立たせていたような気もしました。基本的に、ゾンビは殴打でやっつけます。殴って蹴ってバットでぶっ叩く。または、見つからないように逃げる。車輌にいるゾンビをぶっ倒して次の車両へと移動していくんですが、微妙に難易度がアップしていく展開はなんとなくゲーム的で面白かったです。

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マ・ドンソクがすごく良い。スアンを助けるためにゾンビを撃退する一発目のエルボーからそうなんですが、主人公のソクとは対照的な描かれ方をしていたと思います。自分の犠牲を顧みずに他者を救う存在。ソクはデジョン駅の攻防から徐々に彼に影響されて(?)利他的な人間へと変わっていくのです。

ドンソク兄貴は妻との間に赤ちゃんを身籠っているのですが、「生まれてくる子供にまだ名前は付けてないんだよね~」という前フリがあり、そして死に際の一言に繋がるわけですが、もうね、泣く…。マ・ドンソクがマジでヤバい!超カッコイイ!ホント最高だし、好きだし、素敵だし、最高!

ゾンビになることを悟った際のこのなんとも言えない表情も素晴らしい!

The Host

ピョン・ヒボンのコレとか思い浮かびました。(『グエムル』の感涙シーン)

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「みんなで力を合わせて釜山へ行くニダ!絶対に死なないゾ!」

自分本位に他者を蹴落として生きてきた主人公が、他人を思いやれる人間へと成長していく物語だと思いました。職業はファンドマネージャーということで登場からなんとなく冷徹な雰囲気があり、見知らぬ老婆に席を譲ってあげる娘に対しても「こんな非常事態に褒められるようなことはしなくていい」と言い放ったりもする。中盤では軍の関係者に電話し、自分たちだけは隔離から逃れようとする身勝手さ。自分のことしか考えていない故の行動ですよね。

しかし、緊急事態なんだから「自分のことだけ考えてればいい」のではなく、緊急事態だから”こそ”見知らぬ他人同士が助け合わなければいけないんだ、ということにゾンビとの戦闘を経て目覚めていくのです。

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で、悪役のオッサンがすごくイイ、非常に醜いオッサンです…。本気で自分のことしか考えてない、自分さえ生き残れさえすれば他人が何人死のうが知ったこっちゃない、超絶利己主義的な男。登場した瞬間からメチャクチャ感じ悪いんですけどね、死ぬまでちゃんとクソ野郎でしたよ…。やることなすこと胸糞悪くて、生命力もゴキブリ並。死ね!死ね!

コイツさえいなければッ!ううう…泣。

「私がこんな人間なのには実は理由があって…」みたいな女々しい理由づけが最後までないのも良かったです。こういう人って現実社会にいっぱい存在しますしね。ゾンビも怖いけど結局一番怖いのは醜く愚かな人間なのでしょう…。キャラクターは皆それぞれ個性的で顔面力も素晴らしかったと思います!

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おばちゃん!顔!顔!(笑いと恐怖と感動が入り混じるシーン)

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この野球部員カップルも大好き。ゾンビになってもお幸せに~!

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浮浪者のおじさんは途中何度もみんなの足を引っ張っちゃったりもするんですけどね、最後の最後は男らしく生きる屍になっていきました…。彼の死にざまも泣きどころ。最終的に誰が生き残るんだろう?って予想をするのもパニック映画の楽しみのひとつですよねー、自分はそういうことを考える余裕すらなくひたすら映画に呑み込まれていきましたが…。

チェ・グィファ、すごくいい顔だ!

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その後、それまで乗っていた車線が塞がれていたために列車を乗り換えることになった一同。が、ゾンビに見つかっちゃってさあ大変!

『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいにゾンビの真似すれば助かったのでは…?なんてことも一瞬考えましたが、そんな映画オタクみたいなことは一切やりません!(てか、そういうの通用しなさそうな雰囲気)

列車に引きずられるシーンはかなりグッときましたよ。ゾンビだって団結するぜ!って感じで襲い来る大量のゾンビ軍団からは、とにかく「肉喰いたーい!人間の生肉喰いたーい!」っていう本能的な欲求がガンガン伝わってきたし、ここは震えがくるくらい良かった。ゾンビたちも頑張って生きてるんだなあ(死んでるけど)と思うと、彼らの協力プレーでうるっときそうで…。意図してやってるのかどうか分からないものもありましたが、後半は涙腺を刺激するシーンが多かったと思います。それに、瞬間的には『ワールド・ウォーZ』級のアレみたいな動きをしていたりして、かなり頑張ってました。ゾンビたちはメチャクチャ頑張ってた気がします!!

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燃え盛る列車を見て、この世の地獄みたいな心境に…。若干の終末感。

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そして、大ボス・背広のオッサンとのラストバウトへ。ソクとオッサンは取っ組み合いの死闘を繰り広げます。しかし、ソクは手の甲をオッサンに噛まれてしまいウイルス感染。オッサンは列車から振り落としたものの、このままではゾンビ化してしまい娘が危ない。そのため、人間である意識が残っているうちに娘と別れることを決意するのです…。

いつゾンビ化するか分からない状況なので時間もなく、去り際に多くも語らないのが逆にやばい…。幼い少女だし、ぎゃあぎゃあ泣き喚いて別れを拒むのもリアルだし…。ここのシーンもめちゃくちゃ良かったですよー。

序盤で「何かをするときは、何が何でも最後までやりきるんだぞ」という車内でのセリフがありましたが、父親にとってその結果がラストの行動だったんだと思います…。ゾンビのお食事パーティー映画を期待して観てみたら、最終的に描かれるのは家族愛でした。韓国スゴイわー、バイオレンスだけじゃない。そういえばこういうドラマ量産してる国でしたよね(全然見てないけど)。

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こんなのズルい…。もう、感動のゴリ押しですよー!!(良い意味で)

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そんなこんなでゾンビになった父親とは別れて、生き残ったスアンとチョン・ユミ(マ・ドンソクの嫁)はなんとか列車を運転しながら無事に釜山まで辿り着く…。しかし、トンネルの前で線路は封鎖されており、しかたなくトンネルの中を歩いて向こうまで行くことに…。このオチがすごく良い!

泣きそうになる瞬間は途中何度もあったのですが、涙腺崩壊したのはここ!

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まあ………スアンが泣きながら歌を歌うだけなんですが。(ネタバレ)

伏線っぽい伏線(前フリ的な)を序盤と中盤で見せているのですが、ボクは頭カラッポで観ていたので最後になって「あっ!ええっ!そういえば!アレか!うおおおおおお!」という状態に…。

ハッピーエンドともバッドエンドともいえない、このサジ加減がすごく良い。父親であるソクが列車を降りた時点で、個人的にはもう「ああ、終わった…」って感じで、娘はぎゃあぎゃあ泣いてるし、なんかもらい泣きしそうだったのですが、ここはなんとか我慢して(我慢する必要などまったくないが)、この話どうやって決着つけるんだろうなあと、いろいろ考えちゃったんですけど、後日談みたいな母子感動の再会シーンもなく、『アイ・アム・レジェンド』のような取って付けたようなナレーションもなく、「きっとお父さんにも歌声は届いてるはずよ…」みたいなサブいセリフもなく、ホントに良かったなあ…。ラストの切り方はすごく適切だった気がします。終わるポイントが最高。

トンネルの中をトボトボ歩いていく二人、先には軍兵が待ち構えており、上官からの射撃命令が下されるものの微かに聞こえる歌声に気づき「…人間だ!」ということで、確保ォー!確保ォー!

父親に聴かせたかった歌声で命を救われる少女。泣けるわー、もうダメ…。

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あと最後に、アバンタイトル最高。

もうここから大好きでしたー。韓国某所で謎の検問があり、業者がよそ見運転していたら鹿を轢き殺してしまう…。しかし車が走り去った後、鹿がムクッと立ち上がり、こっちを見たところでタイトル『부산행』ブゥワァーン!!!!

超カッコイイ。

コイツはすでにウイルス感染したゾンビ鹿。いきなり不穏な感じがして、もうたまらん。鹿の動きも(CG?)グネグネしていて薄気味悪かったですよー。よそ見して運転してるドライバー見てるとなんとなく事故りそうでソワソワしちゃうんですけど、気合いの入った韓国映画はだいたいちゃんと事故ってくれますよね(アレとか、アレとか…)。なのでもう冒頭から信頼できそうな映画だなあと思っちゃいましたね。音も好みだし。

Yeon Chan-heum

ヨン・サンホ監督の存在はまったく知りませんでした…。元々アニメーション出身ということで実写映画は初監督らしいのですが、「ここもっとこうすればいいのになあ…」みたいな部分もほとんどなかったし、映画としての完成度もけっこう高いような気がしました。なので次作も期待したい。とりあえず今は『ソウル・ステーション/パンデミック』が激しく観たい。本作の前日譚的な内容なんだとか…(よく知らないけど)。これも今年日本公開されるようなので楽しみ!!

邦題は”新幹線”と”新感染”をかけたオヤジギャグ的な、ダジャレですよね…。まあ、でもタイトルが何であっても面白いものは面白いし、邦題は見ただけで内容がすぐに理解できそうですし、良いと思いますよ、うん…。

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『釜山行き』の邦題が『新感染』だと知ったときの表情はこんな感じ…↑

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チョン・ユミから生まれてきたかったーーー!


↑予告




『ザ・ギフト』感想。

君が過去を忘れても、過去は君を忘れない!絶対にな!
痛快な復讐ムービーでした、サイコー!
個人的評価:★★★★★★★★★☆ 90点
TheGift
2016年10月28日公開/108分/アメリカ/映倫:G
原題:THE GIFT
監督・脚本:ジョエル・エドガートン
出演:ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン

予告を見た時点では、正直もっと安っぽいホラーなのかと思ってたんですが、意外とよく出来た映画でビックリしました。すごく好きですよ。とくに脚本が素晴らしかったと思います。奪うよりも与えること、そして、殺すことよりも生かすことのほうがよっぽど恐ろしい、そんな映画です。視覚的に過激な描写なんかは一切出てきませんし出来事そのもののショッキング度合いはそこまで高くないかもしれません。しかし最終的には「こんな残酷なことがあるか!」という結末で、もう最低で最高!…ということで感想書いていきます。

イジメをするような奴は全員こんな目にあってほしいなー。

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ストーリーはシンプルです。新婚夫婦が新しい生活をスタートさせるため夫の故郷(シカゴ)へ帰ってきます。そこで元同級生だと名乗る男・ゴードと偶然にも再開。その日以来、彼からの一方的な贈り物(ギフト)が届くようになっていき幸せだと思っていた夫婦が徐々に破綻していく…というスリラー映画。不気味さを増していく贈り物…。最後に贈られるものはいったい何なのか…。そして、その目的は?

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ハネケの『隠された記憶』みたいな話でしたよ。それから『オールド・ボーイ』なんかも連想しました。こういうの大好きですねー。お前が忘れてても、やられたほうは一生忘れねえからな!っていう過去の因縁もの…。映倫Gだし予想範囲内でしたが、ビジュアル的な残酷さを求めてしまうと肩透かしを喰らうと思います。暴力もエロもほぼありません。それゆえに一層キモいのかも。

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ジョエル・エドガートンのオリジナル脚本&初監督作ってことにまず驚きます。本作では彼が悪役であるゴードを演じているのですが、凄かった!過去にヒドい目に合わされたんじゃないかと思えるくらいの怨念のようなものを感じました!他人を蹴落としてのし上がっていく人間達を映画で殺したかったのかな(笑)。役はハマっていたと思います。いるだけで不穏だし漂っている空気感なんかにもゾクゾクしました。とにかく薄気味悪くてブキミすぎ。劇中でも「ブキミなゴード」とディスられてました。

一見すると親切に見えるのですが、感謝や祝福を込めて届けられるはずのギフトが不気味でしかないんです。何か奪われたり暴力を受けたりするわけでもなく、一方的にプレゼントされるだけ。この行為が本当に気持ち悪い。善意であるはずのものに恐怖するってところが良かったです。「嬉しいけど、なぜ?」意味がわからないから怖ろしい。しかしゴードはただ夫のサイモンに対して”お返し”をしていただけなのです…。サイモンは自分でも気づかぬうちに、過去にゴードに対してギフトを贈っていたのです…。

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最初は、善良な夫婦の家庭をぶち壊す『ノック・ノック』みたいな理不尽なやつかと思ってたんですが、ちゃんと動機があったので面白かったです。説得力もありました。本作は過去の因縁を巡る物語です。なぜゴードがこんなことをするのか、その理由とは…?そしてサイモンとゴードの間に起こった事件とは何か?

ゴードからの贈り物行為、サイモンの職場でのいざこざ、夫に不信感を抱き出す妻、どれも丁寧に描いていたと思います。ゴードの不審な行動がエスカレートするにつれ過去の関係が炙り出されていきます。映画前半の被害者・加害者の関係が逆転し、後半にはゴードもサイモンも別の顔に見えてきます。前半と後半で登場人物のイメージがガラッと変わるのが面白いところでした。

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そして、サイモンの本性が少しずつ明らかになっていく…。

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後半になると夫に対して不信感を持った妻の行動でゴードとサイモンとの過去の因縁が明らかになっていきます。演じたレベッカ・ホールはものすごく良かったですよ。ちゃんと美しいし。なんとなくアン・ハサウェイっぽい。

ギフトと一緒に贈られたゴードの手紙に「過去はすべて水に流す」という一文があり、妻のロビンはサイモンとゴードの過去に何があったのかを調べ始めます。そしてある事件が原因でゴードが高校を退学していたことを知るのです。彼は車の中で男に性的虐待を受けており、それをサイモンと友人のグレッグが目撃。その噂は高校中に知れ渡ることとなり、ゴードは退学せざるを得なかったのです…。息子をゲイだと疑ったゴードの父親は激怒し、彼に暴力を振るってしまう(半殺し)。その結果、父は刑務所に入れられることとなりゴードの人生はめちゃくちゃになってしまったのです。

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しかし、昔の友人・グレッグに直接会って明らかになったことは、そんな事件は存在しなかったということでした…。つまり、すべてはウソだったのです。まったく何もなかった。目撃も、ゲイ行為も、何もなかった。サイモンは学校中にゴードを中傷するようなウソを言いふらしていただけ。なぜなら「サイモンはそういうやつ」だから。彼は卑劣なクソ野郎で、ゴードが気に入らずイジメの標的にしていたのです。

夫婦は何故ゴードがギフトをくれるのか、まるで理解できない。しかし、それは忘れているだけで夫が過去にゴードに対してギフトを贈っていたのです。「宗教とは関係なしに正しい心を持っていれば悪い出来事も自分への贈り物(ギフト)になるかも」「いいことの多くは悪いことから生まれる」。過去のイジメはゴードへの贈り物となっていたのです。それに対してゴードは"お返し"をしていだけなのです。要は「等価交換」で、サイモンの人生をめちゃくちゃにするためにゴードはギフトを贈り返していたのです。高校時代は、サイモンの言う事は絶対。つまり、それがたとえ嘘であったとしても、サイモンが言えば現実になってしまう。ゴードは【サイモン・セッズ】と呼んでいました(アメリカにそういう遊びがあるらしいです、王様ゲームみたいな)。

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ジェイソン・ベイトマンをキャスティングしたのは大正解だったと思います。ベイトマンの出演作で有名なのって『ジュノ』の在宅仕事のオタク野郎とか、『モンスター上司』のウダツの上がらないサラリーマンとか、ジョックスとは真逆の役柄が多かったと思うんです。なので、今回もイイ人なのだろうと思いこんで観ていると…実は学生時代は最低なイジメの首謀者で、しかもクソ生徒会長。ナイス配役だったと思いますよ。『ディス/コネクト』では息子をいじめて自殺に追い込んだいじめっ子を捜す父親を演じていたベイトマンが、今回は卑劣ないじめっ子。それも後半になって明らかになってくるので、やられた~という感じです。個人的には、ジェイソン・ベイトマン(そこそこ)好きなつもりなんですが、彼のイメージって”根がイイ人”で、雨に濡れた捨て犬とか拾ってきちゃう善人のイメージしかなかったんで、まんまと裏切られた感じです。こういう裏切りは嬉しかったりします。

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で、オチが強烈でした。正直、予想はできちゃうと思います。まあ、これ以外に考えられない…。むしろ、個人的には観ているうちにゴードのほうへ共感してしまったため「絶対こうしてくれ!頼む!」という気持ちでしたね。たぶんもっと残酷にしようと思えばできると思うんですが(妻を惨殺するとか)、リアリティのある物語として描こうとすると、このオチがギリギリだったんじゃないかなと思いました。胸糞悪さもあまりなく、ゴードの側に感情移入していたからか案外スッキリできました。観終ると、復讐を果たした達成感でいっぱいで気持ちよかったですねー。主人公は完全に自業自得ですし。へたに血まみれになったりしないところが良かったです。イヤな復讐の仕方でした。これだったら殺されたほうが楽なんじゃないのかな…とも思いました。辛い現実を与えられて生かされちゃうのが一番シンドイ気がします。どちらかというと恐怖よりも悲哀に満ちたエンディングでした…。

サイモンを絶望させるもの贈り物とは、ベビー用品と、中に入っていた3つの包み…。贈り物は毎回ちゃんと気色悪かったです。最初のワインは出会って早々に「いきなり?」という感じだし…。2番目のカラスクリーナーは夫婦が新居を初めて訪れてガラスに息を吹きかけるシーンがあるのですが、そういう一部始終をゴードはどこかから監視していたのだと思います。3番目の鯉はフツーに不法侵入だし。犯罪的な恐怖のギフト(犬誘拐など)はすべてゴードがやったものなのか、謎でした…(ダニー・マクブライドかも)。見せない部分も「どうなんだろうなー」と考えつつ、気味悪かったですね。

夫婦を他人の家に招待するシーンは、なんだかバレバレでとても可愛い。

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ゴードからの贈り物(ギフト)一覧
  1. ワイン
  2. 鯉とそのエサ
  3. ガラスクリーナー
  4. ベビー用品
  5. 家のカギ、CD、DVD
  6. 赤ちゃん(?)

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家に無断で入られてた!

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盗聴されてた!(ワルキューレの騎行!)

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妻が眠っている間にレイプしやがったなッ!

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・・・ということで、最高でした。高校時代についた1つの嘘で同級生の人生をめちゃくちゃにしてしまったクソ野郎がその報いを受けるという話です。サイモンみたいな人は、きっとリアルにも大勢いますよねー。そういう人たちに『ザ・ギフト』を観てもらって過去を少しでも悔いてほしいです。

過去に誰かをいじめた経験があるような人はそっちに感情移入してしまうのかもしれません。登場人物の誰に感情移入するかでラストをどのように感じるか違う映画です(映画なんか全部そうですが)。感想を見ると、不快!不快!という意見が多いみたいですが、個人的には超爽快で、心が晴れ晴れするような映画でした。本当に心地良いラスト。

結末の部分は若干ぼやかしていたりして、観客の想像に委ねるような部分も多かった気がします。サイモンはラストで絶望のドン底まで堕ちていきますが、自殺なんかは絶対にせずに苦しんだまま生き続けてほしいです…。それだけのことをしたんだから。

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ジョエル・エドガートンが一気に大好きになりましたよ。風貌も表情もすごく良かったですし、左耳にピアス、変なヒゲ、変な表情、なよなよして弱そうな身のこなし(実際弱いのでボコられる)。出演作けっこう観てましたが、今まであんまり印象がなかったので見直したくなりました。最初はキモい印象しかなかったです。おそらくゴードは童貞で、レイプすることで大人になれたのだと思います(ただの妄想です)。サイモンはムカつきすぎたからかちゃんと痛い目にあってくれて嬉しかったです。性格の腐り具合が最低でしたし、ゴードに感情移入しすぎて、怖いというよりは「よくやったゴード!!」って感じ。それとは関係なくサイモンは仕事上のゲスっぷりも仲間にバレてしまい職を失い、本性を知った妻とはおそらく離婚。徹底的に突き落としてくれましたー。なので、もう何も言うことなし!ありがとうジョエル・エドガートン!

TheGift15

嫌な奴がガンガン嫌な目にあって気持ちよかった!
しかも殺さずに一生苦しめるタイプの制裁!
個人的には恐ろしさより爽快感のほうが強かった!
人を蹴落として生きてきたような人間はクソ!
事実を都合よく捻じ曲げる奴もクソ!
生徒会長をやるような奴は全員クソ(偏見)!
いじめられた人間はいつまでも覚えているし絶対忘れないんだよ!


…と自分のことを棚に上げていろいろ思ったんですが、見終わってから日が経つと、自分はどうなんだろう…と考えちゃいますね。もちろんいじめた経験はないつもりですが、誰にも恨まれてないとも思えません…。たぶん誰でもそうなんでしょうけど、ちょっとだけ怖ろしくなりました。昔の同級生なんかにはますます会いたくなくなったし、ギフトなんか頂いても絶対無視ですよねー。そんなの考えただけでも気持ち悪いし、そもそも貰えないし、同級生なんかは全員死んでいてほしい、本気で。あと、エンディングの選曲サイコーだッ!(Templesの『Keep In The Dark』)


おしまい 


↑予告


『キャビン・フィーバー リブート』感想。(R15+)

よくあるフツーの超面白いホラー映画でした。人は10人くらい死亡。
個人的評価:★★★★★★★☆☆☆ 70点
CabinFever
2016年08月01日公開/98分/アメリカ/映倫:R15+
原題:CABIN FEVER
監督:トラヴィス・Z
製作:イーライ・ロス
出演:ゲイジ・ゴライトリー、マシュー・ダダリオ、サミュエル・デイヴィス、ナディーン・クロッカー、ダスティン・イングラム

イーライ・ロスが監督した『キャビン・フィーバー』('06)のリブート作です。もうレンタル開始してるみたいですが上映してたので映画館で観てきました。ロス監督版はそこそこ大好きです。今回のリブート版もそんな感じですね…。とりあえず、ストーリーはまったく同じでした(リブートなので)!しかし、ところどころで微妙に変更点もあったりして、その辺すごく楽しかったです。全体的にはオリジナルよりも派手でパワフルになってた気がします。

まあ、ほぼ全部面白かったんで、今回は出来る限り面白かったところについてだけ書いていきたいです。関連作の『キャビン・フィーバー2』と『ペイシェント・ゼロ』にはまったく触れてません。好きなシーンは多かったですよ!

CabinFever5

<あらすじ>
学生生活最後の夏休みを楽しもうと、山のキャビンでパーティに興じる5人の若者たち。しかし彼らの楽しい時間は、血だらけの男が突然乱入したことで一変する。男をなんとか追い払ったものの、翌日になってカレンが体調不良を訴える。彼女の皮膚は次第に膨れ上がり、爛れ、傷口から血と膿があふれ出る悲惨な状態に。カレンが正体不明の感染症に冒されたと気づいたポールたちは、自分も感染するかもしれない恐怖で疑心暗鬼に陥り、ついには互いに刃を向けるようになる…。

CabinFever10

セックスと酒とドラッグを楽しむために森へ遊びに来たら感染症にかかってしまい仲間たちが一人また一人と死んでいく…というよくある話ですね!展開も超ベタだと思います。衝撃とか斬新な感じは正直ないんですが、こういう風になったらいいな、ってことをキッチリやってくれるし、ホラー映画の王道ストーリーをしっかり面白く描いているので気持ちよかったです。観る前にすでにストーリーが分かっちゃってるからか、ツッコミどころも気にならず、なんかストレスなく観れた気がします。そのぶん驚きも少なかったんですが!

CabinFever2

まず、最高だと思ったのが、女たちがめっちゃエロくて可愛いところですよ。ここは断然オリジナル版より好きでした。超サイコーです。大好き!!ホラー映画ではけっこう重要なことかなと思うんですが、女が可愛いと見てるだけで楽しくなりますよねー。もう金髪女のほうの笑顔にやられてます。もう一人の黒髪のほうはガンガン脱いでおっぱい出して、最後には全裸で…最高!最高!(最高以外の言葉が見つからない…)

とにかくヒロインの笑顔にときめきましたー。キュンキュンきましたー。

CabinFever4

その一番可愛いヒロインなんですか、けっこう残酷な殺され方をしてました。感染症で体中ボロボロになって、最期は死にたいけど死ねないみたいな状態で「殺して、早く殺して!」っていう生きてるより死んじゃったほうが楽な感じになっちゃって、彼女を主人公が殺してあげるのですが、この殺し方が最悪!オリジナル版ではスコップで叩き殺していましたが、今回はスコップで首をザクッと刺して(?)ます。しかし一発では殺せず、スコップでの殺害を諦め…そして、ひゅーひゅー言いながら瀕死状態の彼女にガソリンぶっかけて、まだ意識があるのに発煙筒で着火!ドン引きするわ(でも最高)!主人公の行動がちょっとアホっぽくて面白かったです。ここはオリジナル版より好きでした!死ぬ直前、犬が腕に噛みついたりもしてました…。

彼女の感染はオリジナル版だと右太腿からだったと思いますが、今回のはもろに股間からエグく皮膚が爛れていたので、微妙な改変ですが「ちゃんとしてるな!」と嬉しかったです。感染の原因となる水を飲んでしまうシーンもバッチリじっくり見せてくれていたし、リブート版のほうがしっかり撮ってる感じもありましたねー。ちゃんと大映しで見せてくれる映画だったと思います。血もどろっどろでイイ感じでした。

CabinFever3

で、こっちのヤリマン。彼女は裸で頑張ってました。序盤からセックスしまくりで、後半になって感染症にかかりズタボロになっていく女です。泡風呂に入ってカミソリで剃毛処理をしているシーンなんか、めっちゃ面白かったですよ。ここのシーン大好きです。皮膚のめくれかたがすごく素敵だったし、今回は浴槽に浮かぶ乳首を見て「ぎゃああああ」というシーンも追加されていました(おっぱいの先っぽが取れちゃう)。その後、ちゃんと全裸で外に飛び出して、感染症で狂った犬に喰い散らかされて死亡。撮り方なんか、めっちゃイーライ・ロスっぽい!と思いました。ロスは脚本にしか関わっていなかったそうですが…。ともかく面白かったですね。この辺けっこう笑えます。

CabinFever14

犬も無駄に超かっこよかった!!!!

CabinFever9

途中、民家を訪ねて豚を捌いている太ったババアと遭遇するシーン。ここは、ちょっと強烈になっていたと思います。豚ババアがなんとなく不気味で過激、そして若干しつこい。あと顔もスゴい。早くこの場から逃げ出したい。

CabinFever8

オリジナル版では男だったんですが、警官が女に変更されていました。エロいことするキャラではなかったです。これ、なんか意味あんの?とは思いましたが、目の下に傷があったりしてこっちのほうがかっこいいし、まあいいか…!最後の一人を射殺するシーンはロス演出のほうが圧倒的に巧かった。

書いてるうちに気づいたんですが、女性の出演者全員面白い人でしたよ。
というより出演者全員、なんか面白い人が多かった。顔面力ありましたよ。

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敵のアホ三人組。こいつらの死に方サイコー!

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ここはオリジナルのほうが良い、ここはリブートのほうが良い…といちいち比べて観てました。どっちも同じくらい面白かったと思います。今回はエログロ度が増してて興奮できた感じです。あと、音の盛り上げ方がけっこう凄くて、展開が分かってても普通にビビりました…。

爆笑シーンはけっこうカットされていたと思います(笑顔の生首、犬視点カメラ、カンフー少年など)。そして若干シリアスになっていたような印象。その代わりに、焼死体が実は生きてて格闘が始まったり、人間狩りシーンをじっくり描いていたりと、なんだかサービス精神のようなものも感じたりして、追加されていたシーンはどれも面白かったです。けど、リブートするほどだったのかなこれ…という思いもすこしあります。どうせならもっと残酷趣味炸裂させてグチャグチャにしちゃってもよかったんじゃないかなー。面白かったけど!

とくに思い悩んだり考え事するような内容でもないですし人が死ぬのを笑って楽しむだけみたいな映画なのでスッキリできました。鑑賞後にもやもやが残ることはないと思います。ということで個人的評価は高めです。面白かったよ!

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大オチもイーライ・ロスっぽい。こういうの(SNS等)好きだよねー。

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謎のワード【パンケーキ】は犬の名前だったのか!

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イーライ・ロスの出演(回想シーン)は、なし!

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特殊メイクはこっちのほうが気持ち悪かったかなー。



おしまい

キャビン・フィーバー [DVD]



『ゴーストバスターズ(2016)』感想。

オリジナルへのリスペクトを捧げつつ、新しいこともガンガンやる!
超サイコーなリブート作品だと思いました。
豪華なカメオ出演も盛りだくさん。
個人的評価:★★★★★★★★★☆
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2016年08月19日公開/116分/アメリカ/映倫:G
原題:GHOSTBUSTERS
監督:ポール・フェイグ
出演:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース、アンディ・ガルシア

<あらすじ>
コロンビア大学の物理学者エリン(クリステン・ウィグ)は、旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)が自分と共同発表した幽霊研究本を承諾もなく電子書籍化しているのを発見。憤慨して彼女の勤める大学向かうが、なぜか一緒に幽霊騒動の起きた屋敷を調査する羽目に。そこで初めて幽霊に遭遇したエリンは、アビーとその相棒ジリアン(ケイト・マッキノン)と共に喜ぶものの、それぞれ大学を解雇されてしまう。行き場をなくすも幽霊の存在を確信した三人は、超常現象の調査会社を立ち上げるが……。
(以上シネマトゥデイより)

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先行上映で観てきました。ネタバレしてます。
とにかく本当にずっとメチャクチャ楽しかった、大好きです!
世間から冷笑されていた女性たちが街の危機を救ってヒーローに!
「やったあ!オバケは実在した!」という熱量&チーム力はオリジナル越え!

主人公のクリステン・ウィグは大学に勤める物理学者なんですが、幼い頃から幽霊を信じています。しかし終身雇用契約を勝ち取るため立場上幽霊の存在を認めるような非科学的なことは死んでも言えない。
ところが、彼女は若い頃に幽霊に関する研究書を出版していたのですが、ある日その存在が上司にバレてしまう。
ネットで名前をググると簡単に著書が購入できてしまうのです。
このままでは終身雇用がダメになってしまう…ということで彼女は本の販売を止めさせるため、共同で執筆した友人メリッサ・マッカーシーの元を訪れます。

幼なじみのメリッサは研究所で働きつつ現在も幽霊の研究を続けており、本の販売が主な収入源であるらしく簡単には止まりそうにない。
そんな時、ニューヨークのある屋敷で幽霊騒ぎが起こり…。
「一緒にオバケを捕まえよう!そしたら本売るの止めてやるよ!」という展開になってしまう。しょうがなく彼女の同僚ケイト・マッキノンと三人で現場に向かうことに。で、幽霊を目撃してしまうんですね!

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初めは乗り気じゃなかったクリステンも、現場で生の幽霊を目にするとテンションが上がりまくり、もう取り乱して大騒ぎ!
「いた!オバケはやっぱり本当に存在した!」と大興奮する彼女。
記録として現場の映像はすべてカメラで撮影しているのですが、そこはやっぱりメリッサ・マッカーシー。悪びれもせずその動画をネットにアップしてしまいます。そして、それを大学の教授に見られたクリステンはあっさりとクビになってしまう。

冒頭15分くらいでこの映画が大好きになりました!
「嬉しい!」という感情がダイレクトに伝わってきた感じです。
胸が熱くなりましたよ。もういきなり泣きそうでした。
序盤はクリステン&メリッサの『ブライズメイズ』コンビが楽しかったんですが、この映画でさらに強烈だったのは彼女たち以外の二人でしたよ。

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まずは、クリス・ヘムズワース。

仕事を失った主人公たちは超常現象研究所を始めることになります。
そこで事務所の電話番を雇うのですが、最初に面接に現われたのが彼。
クリステンたちと会話をするが、話がまったく噛み合わない…。
要するに、クリス・ヘムズワースはすげえバカなんです!!
しかも、笑えるようなバカじゃなくて、ドン引きしちゃうようなバカ。
受け狙いなのかマジなのか理解しがたい度を越した天然なんです。
しかしマッチョなイケメンだから主人公たちはこいつを問題なく採用!

クリヘム面白すぎました。そんで、可愛げが凄まじい。
本作のバカ要素は全部もってった感じです。
メリッサ・マッカーシーとかまともな女性に見えるもん。
なので、ものすごくハマり役だと思いましたよ!
エンドロールなんか彼の独壇場…しつこくて面白いよ!(写真を推しすぎ)

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そして本作で一番好きな女性!ケイト・マッキノン!
彼女のことはこれまでまったく知らなかったんですが、一気にファンになりましたよ。素敵すぎ。例によってSNL出身のコメディアン。
役柄は技術者なのでおもしろガジェットをいっぱい開発してくれる楽しい人なんですけど、態度がパンクでクレイジーで超かっこいいんですね!
前半はけっこうおとなしくて、でもセリフが無くても表情が良かったりして徐々に興味が湧いていった感じです。
終盤は幽霊だらけのニューヨークを舞台にみんなでゴーストをバスターしまくっていく展開になっていくんですが、音楽が一番盛り上がる重要な見せ場は彼女のバスターシーンだったと思います!二刀流のビームがかっこよすぎて…!
もうねー、いちいちかっこいいんですよね。本作の男前担当ですよ。しかもプライベートではレズビアンっていうんだから、好印象すぎるぞ!

最後に彼女の師匠が明らかになるんですが、そこでさらにアガりました!
ケイト・マッキノンは宇宙最強の女・シガニー・ウィーバーの指導を受けていたのです。

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何と言っても本作の見どころは怒涛のカメオ出演だ!
ということで、まずは『ゴーストバスターズ』といえばこの人!マシュマロマン!(人じゃないけど)嬉しかった!ありがとう!ちゃんと殺意を感じたよ!

オリジナルメンバーは要所要所に間隔置いてちょこちょこ出てくる感じなんですが、ザッと書くと以下。
  • ビル・マーレイ(インチキ評論家)
  • ダン・エイクロイド(タクシー運転手)
  • シガニー・ウィーバー(レベッカ・ゴリン博士)
  • アーニー・ハドソン(葬儀屋)
  • アニー・ポッツ(ホテルの受付)
こんな感じですよね。ビル・マーレイはガッツリ出演してました(調子こいてたら幽霊にやっつけられたオッサン)。リック・モラニスは見逃すまいと注意して観てましたが、出てなかったんですねー。
それからハロルド・ライミスは亡くなってしまったので…。最後に追悼の言葉があり、ちょっと悲しくなりました。でもそのすぐ後にクリス・ヘムズワースの面白いダンスが全開で押し寄せてきたので、涙は粉砕されて、良かったです(笑)。

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「怪獣映画」とか「パニック映画」として見ると、ここがダメだ(人が死なない)とかいろいろあるかもしれないですが、残念ってほど酷い描写はなかったですよ。きっちりエンターテインメントしまくってる内容だと思います。最高に娯楽映画。

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もうとにかくずっと楽しかったんですよねー、変な小難しいこと考えず素直に観れた気がします。ただ楽しいだけ…って書くと中身カラッポみたいになっちゃうんですけど、本当に楽しいだけの映画でしたよ!
浮き沈みが少ないというか、ずっとハイ状態というか、本来沈み込むポイント(たとえば失業とか)を笑いにしていたのも良かったと思います。
後半は感謝祭とハロウィンが同時にやってきたような地獄のニューヨークへと様変わりするのですが、お祭りみたいな多幸感はずっとありました。

全体に感じたんですが、オリジナルへのリスペクトは強いと思います。
鑑賞前に漠然と「観たいなー」と思っていたものは全部見せてくれて、なおかつ期待以上のハイテンションムービーだったのでもう大満足ですよ。それからオチもすごく好きなんです。ニューヨークの夜景に泣けた!本当に泣けた!
否定され続けてきたものを、最後には認めてもらえて嬉しかった。
そんな感じで、今はケイト・マッキノンが気になってしょうがないです。


個人的に笑ったシーンベスト3
  • 幽霊の豪快な緑ゲロ。
  • 『ジョーズ』の市長になりたくないアンディ・ガルシア。
  • メリッサ・マッカーシーの『エクソシスト』オマージュ・360度首ぐるりん。
クリヘムはそこに居るだけで終始にやにや。
今回も小学生みたいな感想文になりました。

gb12
クリステン・ウィグはゲロを2回も浴びてた、さすがだ!

『ノック・ノック』感想。(R15+)

凄まじく容赦のないキアヌいじめに脱帽、イーライ・ロスはやはり鬼だった!
とにかく今後見知らぬビッチが自宅を訪ねてきても絶対に居留守だ!!

個人的評価:★★★★★★★★★☆
Knock
2016年06月11日公開/99分/アメリカ/映倫:R15+
原題:KNOCK KNOCK
監督:イーライ・ロス
出演:キアヌ・リーヴス/ロレンツァ・イッツォ/アナ・デ・アルマス

<あらすじ>
家族を大事にし、幸せな日々を過ごしてきたエヴァン(キアヌ・リーヴス)。週末の夜、仕事の都合で妻子のいない家で留守番をしていると、ドアをノックする音が聞こえる。ドアを開けた彼の目に飛び込んだのは、雨に濡れたジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)という二人の美女。道に迷ってしまったという彼女たちを家に入れたエヴァンだが、そのなまめかしい魅力に惑わされていく。ついに誘惑に負けて快楽に浸るものの、突如として二人は凶暴な本性をあらわにする。
(以上シネマトゥデイより)

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年末に『グリーン・インフェルノ』を観て以来、半年ほど映画館離れをしていたのですが、イーライ・ロス再来ということで居ても立っても居られず本作を鑑賞。
(ついでに勢い余って洋画ブログも始めました)

いやー、強烈。めちゃくちゃ面白かったです、最高にクレイジー!!
ただ、こんな現場には死んでも遭遇したくない…という部類の映画でしたよ。
人体破壊描写はほぼないのですが、徹底的な精神破壊が素晴らしかった!
今回も相変わらず大残酷のイーライ・ロスに心の底から感動しました!
キアヌ・リーヴスをいじめすぎ。
ビッチ二人組の狂った無邪気さが見どころだと思います。
名作『メイク・アップ』(1977)のリメイク作。

※ちょっとだけ卑猥な画像があるので苦手な方は注意してね!

Knock3

この日は父の日。
主人公・キアヌは朝から嫁とペッティングしたり、家族にチョコケーキ&プレゼントで祝ってもらったりと、父の日を最高にエンジョイしていました。
もうどこからどう見ても幸せな家庭像、そして良いパパです。
キアヌは建築家として成功し、妻はセクシーな芸術家。
ついでに、二人の子供たちも超カワイイ天使系。
幸せすぎてセリフで「幸せ」を連発してしまうキアヌ。
しかし、妻と子供は週末を海で過ごすため出かけてしまいます。
キアヌだけは仕事があるため、家に残ってお留守番…。
真夜中、音楽(KISSの『デトロイトロックシティ』等)を聴きながらパソコンに向かって設計作業に励んでいると、玄関からドアをノックする音が聞こえてきます。
題名の『ノック・ノック』はドアを叩く音だったのです(よね?)。

まあ、そんなことは観なくても分かるんですが…。
とにかく、訪れた二人の美女をキアヌは純粋な親切心から家に上げてしまうのです。その時から、男の破滅が始まっていくのでしたー。

Knock4
一見楽しそうですが、これは拷問です。

ずぶ濡れの女性たちを部屋に入れてあげると、タオルとバスローブを与え、服を乾かしてやり、携帯電話を直してあげて、温かいお茶も入れてあげる。
そしてタクシーを呼んであげる優しいキアヌ。
すべては下心のない親切心からです。
最初は「すぐ出ていく」と言っていた女性たちも結局はタクシーが到着するまでの間、部屋に居座ることに…。

キアヌは妻子ある43歳の男性で、浮気も14年間していません。
良識ある大人の男であり、どんなに誘惑されても動きません。
リビングでの会話中、二人はキアヌに何度も近づいては身体に触れモーションを掛け続けます。しかし、二人との距離が近づくたびにキアヌは席を移動。
肉体関係を拒み続けるのです(4回くらい席替え)。

ここでの応酬は凄まじかったです。ひたすら積極的な誘惑を続ける二人も恐ろしいのですが、それでも拒むキアヌの誠実さに泣けてきます。
しかも会話はとても自然であり、一連の駆け引きがすごくイイ!
愛する妻と子供のためにも絶対に浮気はしない!
と、キアヌは内心ブチぎれ状態。
「なんなんだ!」そう思いつつも、ついには誘惑に負けそうに…。
ちょうどその時ようやくタクシーが到着!
(なんとか助かった)

しかし、途中トイレへ立ったジェネシス(黒髪)が戻ってこない。
「呼んでくる」と言ってベル(金髪)のほうも消えてしまう。

キアヌは乾いた服を乾燥機から取り出し、乾かした携帯電話を取りに行く。
リビングへ戻るが女たちの姿はない。
窓の外を見ると、すでに到着したタクシーが待っている。
待ちきれないキアヌもバスルームへ向かい、女たちを呼びに行く。
中へ呼びかけるが返事はない。
どうしようもなくドアを開けると……。

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「サプラ~イズ!!!!!」という絶望的状況。

Knock6

ここですべてを諦めた! こいつら家から出ていく気ないぞ!

Knock16
キアヌ・リーヴス、幸せな地獄に突入!(脱出不可)

半分逆レイプみたいな状況でした。
ちなみに、キアヌは3週間もセックスおあずけ状態を喰らっており、この日の朝、妻を誘うが「月曜日にね!」とあしらわれています。
そんな状態でよくぞここまで堪えた!
キアヌは本当に誠心誠意よくがんばりました。
普通の男だったら5ターンくらい前にこういう状況になっていたはず!

しかし、結果的には女たちに咥えこまれる形となり、そのまま激しい3Pへ。
このタイミングで「父の日、おめでとう」と言ってしまうのがアメリカ人の凶悪さ。
まあ、でもここまでは、考えようによってはラッキーな一夜でもあります。
そして翌日からは彼女たちの破壊衝動が爆発。

Knock7

キアヌが目覚めるとベッドに二人の姿はなく、キッチンからはしゃぐ声。
急いで向かうが、到着した時にはすでに食い散らかされてグチャグチャ
それまでどうにか温厚な態度で接するように努めてきたキアヌも、さすがにこのやりたい放題のビッチどもにはブチぎれ!
「出ていけ!すぐにだ!着替えろ!」
そう言って玄関で待つが、二人は出て来ない。
見に行くと、ベルはクローゼットでかくれんぼ。
もう一度「服を着ろ!」と言って二人を部屋に押し込み、キアヌは外で待機。
しかし、ちっとも現われない。痺れを切らして探しに行くと…妻の大事な作品(デカいオブジェ)に下品な落書きをしている二人
「LAで大きな個展がある」と知っていての行動です。
しかも描いているのはバカみたいなチンコとかオッパイなど
最低ですが最高です。
キアヌ的にはトンデモナイ地獄絵図。

マジでもうこの時点でこの二人は惨殺しても問題ないと思いましたよ!
キアヌ、殺れ!とりあえずブン殴れ!

しかしキアヌは暴力などは振るいません。
あくまでも話し合いで解決…しようにも話が通じないという不幸な状況。
警察に電話しようとすると「ベルは15才よ」と言い出す始末。
15才だから20年の禁固刑だと嘘か本当か分からないことを言いだす。
それでもどうにか二人を家から追い出すことに成功。
キアヌは完全に疲れ果てて表情もありません。

Knock13

車でどこか遠くの町まで彼女たちを送り届け、ようやくキアヌはひとりぼっちに。
帰宅すると、彼女たちが荒らしまわったキッチンなどを掃除して、オブジェの落書きを消し、夜になってから仕事の設計作業を再開。
仕事が進まないという点でもかわいそうでした。
やっと安心だと思ったのもつかの間、リビングから物音が…。
用心して向かうと、写真立てが落ちている。
手に取った瞬間、背後からジェネシスに頭部を殴打されキアヌ気絶。

Knock11
ファッキンクレイジービッチ!!

目が覚めると手足をベッドに縛りつけられているキアヌ。
ポケットに入っていた携帯電話をどうにか尻の下に隠すが、あっさり見つかってしまいます。そして最悪なタイミングで妻からのフェイスタイム(着信)が…。
ズボンを脱がされるキアヌ!
それから交わされる最低な会話は以下。

B「チンチンでiPhoneに出る?」
J「ベル、硬くしてあげて」
K「(着信の相手が)子供かもしれない!」

ここはマジで恐怖でした(バカっぽいけど)。
携帯電話とSNSの使い方がエグすぎ!
どうにかこの危機を回避したキアヌだったが、ベルとまたセックスすることに!
この辺は恐怖と歓喜が入り混じりすぎて感情わけわからなくなりました…。
セックスはキアヌが手足縛られちゃってるので騎乗位のみで、キアヌがパパ役でベルが娘役という設定。ここは単純に逆レイプ
しかもベルは娘の制服を着用しているので、本当に悪夢だ!
ここでの行為は激しすぎて揺れるベッドがぶっ壊れそうでした。

キアヌは絶頂する前に手に巻きついていた布を取ることに成功!
ベルをぶん殴って反撃すると、とりあえず寝室から逃げ出しリビングへ。
そしてケーキを食べていたジェネシスに首絞め攻撃!
しかし、元々怪我していた肩の傷口をフォークで刺されてしまい、キアヌ敗北。
刺したフォークをぐりぐり回され、あまりの痛みに二度目の気絶…。

Knock10
顔がデビルすぎるよ!!(イーライ・ロスの嫁)

目覚めると椅子に座って縛られており身勝手で素敵なゲームショーが開始!
クイズに答えて「はずれ」だとヘッドフォンから鼓膜を貫くノイズミュージックが!
不正解者は、10秒でツンボ(聾)だぜ!
発想が幼稚で野蛮で度を越えています。正気の沙汰じゃない。最高。

「小児性愛者(キアヌ)にふさわしい罰はな~んだ?」
・家族に二度と会えず毎日レイプされる刑務所
・去勢
・死刑


酷な三択。

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ここ名演技。

キアヌをいじめないで!
キアヌかわいそう!
もうやめてあげて!
助けてあげて!

そう思いつつも、面白くってしょうがなかったです。
これはキアヌ・リーヴス一世一代のハマり役だ!!

Knock8

ゲームショーのCMタイムにこいつが乱入!!
『グリーン・インフェルノ』で最も残酷に喰われた人ですね!
妻の作品をギャラリーに運ぶためにやって来たのですが、ビッチ二人組に弄ばれた結果…運悪く死亡(事故死)
事故死なんですが、ほとんど殺されたようなもんですよ!
そして死んだ直後のリアクションと、その後の対応が本当に酷い
死体だってアートでしょ!的な?
とにかく酷い。死体は(たぶん)オモチャじゃないよ。
もう終盤は二人とも悪魔のようでした。
ここまでストレートで本能の赴くままだと清々しいし素敵です。
(しかし実は計画性なども多少あり…。)

Knock9

セックスするのも、人をいじめるのも、物を壊すのも、心底楽しそうに演じていてビッチの二人はマジで素晴らしかったと思います。
命がけのかくれんぼも、聴覚破壊のゲームショーも、ただ楽しいし気持ちが良いからやっているだけ。ただのゲーム。暇を潰すだけのお遊び。
そこの部分が二人とも最初から最後までまったくブレず!
最高でした。やってることは鬼畜だけど、遊んでいるようにしか見えなかった。
二人ともエロいし、可愛いし、優しい面なども垣間見えたりして、大好きですよ。
とにかく行動に嘘がなくて信頼できる悪女たちでした(口では嘘ついたりもしてるけど)。それと、どうでもいいけど自分の本妻にこんなキチガイの役やらせるイーライ・ロスって冗談じゃなく頭がイカれてるんじゃないの

個人的にはラストで、ビッチ二人にはどうか惨死してもらいたかったです。
もし続編のために殺さなかったのならば、次回はとびっきりな肉体破壊バージョンが見てみたいと思いましたー。

本作で最も残酷だと思ったのはラストの「生かし」です。

というわけで…フェイスブック本当に危険だ!
そして今後知らないビッチは絶対家に招き入れないし、道に落ちてるヒッチハイカーは間違っても拾わないし、隣人はたぶん殺人鬼!!

Knock14

無料の宅配ピザをおいしくいただいただけなのに…。(ぼっちキアヌ)

Knock17
ちなみに、オリジナル版のラストは二人とも車に撥ねられて死んで終わり!

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